明祥と鯖江市がタッグを組んだ健康プロジェクト
2025年7月1日、福井県鯖江市と明祥株式会社は「『若くて元気なまち鯖江市』の実現に向けた健康づくりに関する連携協定」を締結しました。この協定は、地域住民の健康を促進し、持続可能な社会構築を目指すものです。
背景と目的
明祥株式会社は、石川県金沢市に本社を置く医薬品などの総合商社であり、「すべての人にいきいきとした生活を創造し提供する」という企業理念を掲げています。特に地域医療への貢献を重視し、日々の業務を通じて安心・安全・誠実な医薬品の安定供給に尽力しています。
なぜ鯖江市と協定を結ぶに至ったのでしょうか。鯖江市は、健康意識を高める取り組みや感染症予防、さらには認知症への対策を推進している地域です。様々な健康イベントや啓発活動を通じて、市民が楽しく健康づくりに参加できる環境を整えています。
明祥の理念に従い、鯖江市と協力することで、自社の提供価値を高めるとともに、地域社会への貢献を実現する狙いがあります。
協定の詳細
1. 協定締結の基本に関して
- - 締結日:2025年7月1日
- - 締結者:鯖江市、市長の佐々木勝久氏、明祥株式会社、代表取締役社長の川尻洋光氏
- - 期間:2025年7月1日から2026年3月31日まで
- - 活動内容:健康イベントや感染症対策、認知症予防など、鯖江市民が心豊かに生活できるための様々な取り組みを行う。
2. 明祥の具体的な取り組み
明祥はこの協定に基づき、2025年8月に子宮頸がん予防講演会、9月には「めがねのまちさばえSDGsフェス」に参加し、地域住民に対する啓発活動を展開します。さらに、認知症の早期発見を促すためのVRを用いた疑似体験イベントの企画も進めています。
鯖江市について
鯖江市は福井県のほぼ中央に位置し、人口約7万人の自然に恵まれた美しい街です。名物である「眼鏡のまちさばえ」として知られ、日本国内で眼鏡フレーム生産の約96%を占めるなど、特異な立ち位置を誇っています。さらに、その取り組みは地域の産業を活性化させているだけでなく、IT技術の導入やジェンダー平等の実現など、先進的な街づくりにも注力しています。
未来への期待
明祥株式会社は、地元の医療に貢献することで、地域社会の幸福度を高めることを期待しています。また、鯖江市民が「若くて元気なまち」を体現し、心豊かに暮らせる未来を築いていくことを目指しています。この協力により、鯖江がより健やかな地域へと成長していくことでしょう。今回の連携を通じて、双方の理解と信頼を深め、持続可能な発展を共に遂げていくことを願っています。