全国燗酒コンテスト2024での栄誉
日本酒の魅力が詰まったコンテスト「全国燗酒コンテスト2024」で、三和酒類株式会社から生まれた『和香牡丹 福貴野』がなんとお値打ちぬる燗部門の最高金賞を受賞しました。このコンテストは、温めて美味しさを引き立てる日本酒を選定するためのもので、今年は全国から251の蔵元から939点が出品され、その中から選ばれた特別な一品が受賞の栄誉に輝きました。
受賞酒『和香牡丹 福貴野』の特徴
『和香牡丹 福貴野』は、大分県宇佐で生産された食用米「ヒノヒカリ」を用いた純米酒です。味わいはクラシックで軽快な辛口が特徴で、温めることでその深い旨みと芳醇な香りが一層引き立ちます。アルコール度数は14度以上15度未満で、さまざまな容器サイズ(1800ml、720ml、300ml)から選択可能。希望小売価格はそれぞれ2,783円、1,320円、597円(税込)となっています。
三和酒類の社長、西和紀氏は、「お客様に優しい酔いとおいしい酒をお届けすることを常に心掛けており、今回の受賞を大変嬉しく思っています。この評価を励みに、さらに良い酒づくりに努めてまいります」と言います。
他の受賞酒について
さらに、『本醸造 和香牡丹』もお値打ち熱燗部門で金賞を受賞しました。この酒はふくよかな香りと味わいで、燗酒として楽しむのにぴったりです。アルコール度数は15度以上16度未満で、容量は1800mlと720mlが用意されており、価格もそれぞれ2,433円と1,048円(税込)です。
コンテストの概要
「全国燗酒コンテスト」は、日本酒の温め方の魅力を広めることを目的とするイベントです。今年で16回目を迎えるこのコンテストでは、42℃~45℃で審査されるお値打ちぬる燗部門や、50℃~55℃で審査されるお値打ち熱燗部門から、上位5%が最高金賞に認定されます。今年は合計251つの蔵元から939点が参加しました。
酒造りの背景
三和酒類は1958年に設立され、地元の酒蔵3社が合併し、共同の清酒蔵を設立しました。古代寺院「虚空蔵寺」の名を冠した「虚空乃蔵」は、地元の米を中心に高品質な酒を少量生産し、手づくりで醸造を行っています。八幡社の御神酒も手掛けるなど、地域の文化にも密着した酒造りが評価されています。
会社概要
三和酒類株式会社は、麦焼酎「いいちこ」をはじめ、幅広い酒類製品の製造を行う企業です。日本酒に加え、ワインやブランデー、リキュールなども手掛け、発酵技術を駆使した製品作りに取り組んでいます。公式ウェブサイトやオンラインショップも運営しており、直接購入も可能です。
このような歴史と情熱が詰まった『和香牡丹 福貴野』を、ぜひ一度味わってみてください。最高の温度で楽しむその味わいは、きっとあなたを魅了することでしょう。