損保ジャパン、災害時連携NPO設立10周年シンポジウムに参加
2025年10月18日、損害保険ジャパン株式会社(以下「損保ジャパン」)は、京都府が主催する「災害時連携NPO等ネットワーク設立10周年記念シンポジウム」に参加しました。このシンポジウムは、「官民連携による被災者支援体制整備」を目的とした、内閣府の令和7年度モデル事業の一環として行われました。
シンポジウムの背景
近年、日本では気候変動が原因で自然災害が増えており、地域社会がこの課題に対処する必要性が高まっています。損保ジャパンはこの問題に取り組む姿勢として、「防災ジャパンダプロジェクト」を立ち上げ、平常時からの防災教育を進めています。このたびのシンポジウムでは、民間視点からの災害強化社会の実現に向けた講演を行い、多くの参加者と知見を共有しました。
シンポジウムの概要
シンポジウムには、約90名が参加し、会場には60名の一般市民と、28名の関連団体のメンバーが集いました。基調講演は京都橘大学の岡田知弘学長が務め、全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)の明城徹也事務局長による話題提供に続いて、損保ジャパンが災害時の防災教育について紹介しました。
2019年3月、損保ジャパン京都支店は災害時連携NPO等ネットワーク、特定非営利活動法人きょうとNPOセンターと包括連携協定を締結。平常時からの相互支援体制を強化し、災害発生時には地域の力をいかに活用するかを模索しています。
今後の展望
損保ジャパンは「“安心・安全・健康”であふれる未来へ」を実現するため、さまざまなステークホルダーとの連携を深める方針です。地域社会の強化に取り組むことで、「損保ジャパンでよかった」と感じていただける企業を目指し、引き続き努力を続けていきます。
今後とも、災害への備えを強化し、地域のレジリエンスを高めるための取り組みを進めていきます。日本の未来を支えるための防災教育の重要性を、多くの方々に伝えていければと思います。