SRiシリーズ登場
2021-09-21 09:45:05
Raspberry Pi®を駆使したエッジAIカメラ「SRiシリーズ」に注目!
エッジAIカメラ「SRiシリーズ」の魅力
2023年秋、株式会社ソードが新たに発表したRaspberry Pi搭載のネットワークカメラ「SRiシリーズ」が注目を集めています。本製品は先進のエッジコンピューティング機能を備え、AIカメラとしての幅広い活用が期待されています。
Raspberry Piを活用した独自技術
SRiシリーズはRaspberry Pi 3B+/4Bを基盤に、ソード独自の冷却性能や静電気・電波対策を施して商品化されました。これにより、プロトタイプ作成や実証実験を経て、スムーズな運用移行が可能になります。また、安全規格の準拠と電波障害の自主規制に適合した専用筐体を採用しており、工業用途での利用も実現しています。
AI機能を搭載
エッジAIカメラとしての機能も充実。小売店での来客分析や、ビジネス用途で多くの人が集まる場所での人物検知など、簡単に導入できるAI解析機能を提供しています。SRiシリーズは低価格でAI・ネットワークカメラを実現しており、導入前には試験的なソフトウェア開発も行うことが可能です。さらに、Actcast®に対応しているため、リアルタイムにデータを解析し、Webとの連携もスムーズに行えます。
拡張性とカスタマイズ性
SRiシリーズはUSBインターフェースを装備しており、外付けカメラモジュールや各種センサー、通信機器を接続できるため、目的に応じた活用が可能です。さらに、Raspberry PiのHATインターフェースを利用した機能拡張も行え、ハードウェアだけでなくソフトウェア面でも対応します。ユーザーのニーズに合わせた提案も行ってくれる点が魅力的です。
BTOメニューと利用事例
选択肢も豊富なBTO(Build To Order)メニューから、自身のニーズに合った構成を選べるのも大きな特徴です。屋内用の4Bや3B+を基本に、カメラモジュールの有無や受電方式などを選択できます。
顧客動線分析
例えば、小売店にSRiシリーズを設置すると、顧客がどの商品コーナーにどれくらいの時間滞在しているかといったデータを収集。これに基づき、店舗内レイアウトの見直しや商品ラインナップの戦略を練ることができます。
デジタルサイネージとの連携
SRiシリーズは、デジタルサイネージと連携して、前にいる顧客の性別や年齢をAIで判別し、適切な商品や広告を表示することも可能です。これにより、マーケティングデータの収集が行え、ターゲットに対する精度の高いビッグデータの取得が実現できます。
アナログ計測器の遠隔検針
また、ガスメーターや電気メーターといったアナログ計測器にカメラを設置することで、画像を用いた遠隔検針が可能となります。これにより、既存の計測器をデジタルデータとして収集・活用できるため、導入が簡単で便利です。
工場内監視
さらに、工場内においては、立ち入り禁止区域の監視や作業員の動きを把握することで、安全管理や業務効率化が図れます。体調管理にも役立つため、多方面での利用が期待されています。
まとめ
新たに登場したSRiシリーズは、Raspberry Piを基にしたエッジAIカメラであり、セキュリティやマーケティングなど多方面での活用が期待される注目の製品です。エッジコンピューティングを駆使した新しいIoTの形を体現するSRiシリーズに、今後も目が離せません。詳細は公式サイトをチェックしてみてください。
会社情報
- 会社名
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株式会社ソード
- 住所
- 千葉県千葉市美浜区真砂5-20-7
- 電話番号
-
043-279-2600