2024年秋・冬の「ファイナルクーヘン総選挙」が盛況の中で開催されました。このイベントは、全国から集まった44ブランドのご当地バウムクーヘンが一堂に会し、最も支持される商品を決めるものです。選挙に掛けられた投票数は合計5,976票にも達し、熱い戦いが繰り広げられました。
今回の総選挙で見事に栄冠を勝ち取ったのは、三重県の「瑞宝軒龍乃掌バウム」が手掛けた「龍乃掌ハードマイヤーレモン」。このバウムクーヘンは、三重産のマイヤーレモンを使用し、フレッシュな果汁とピールでコーティングされています。その爽やかで独特な味わいが、多くの投票者の心を掴みました。ファンからは「グルテンフリーだから安心」「焼きたてのチーズ入りが絶品」とのコメントが寄せられ、今後がますます楽しみです。
ファイナルクーヘン総選挙は、2021年にスタートし、コロナ禍でも楽しんでいただける機会を提供するために工夫されています。対象は小さい子供からお年寄りまで広く、皆がそれぞれのバウムクーヘンに票を入れられる形式です。投票は会場での対面のみならず、Instagramやバーチャル会場でも行われるため、全国各地からファンが参加できます。
この企画の一環として、開催期間や会場も多岐にわたります。名古屋と福岡、さらにはオンラインでの投票もあるため、参加しやすい運営がされています。特にInstagramを通じての投票は、移動時間を気にせずに投票できる点が好評です。
今年のランキングでは、2位に愛知県の「ココトモファーム」の「ハードバウム玄米」、3位に福井県の「VIVANT」の「飲むバウム」が入賞しました。ココトモファームの製品はグルテンフリーで、濃厚な玄米の風味が楽しめると評判です。VIVANTの「飲むバウム」は、マスカルポーネとフレッシュな果物を用いたおしゃれで新しい形のデザートとして、SNSでの注目を集めています。
バウムクーヘン博覧会そのものは、全国47都道府県のバウムクーヘンファンや製造者が集まる、日本最大級の祭典です。この博覧会を通じて、地域の特産品や魅力が引き立ち、全国の菓子職人たちが新たな関係を築く場ともなっています。
次回のファイナルクーヘン総選挙は、東京での「頂上決戦」が控えており、より多くのブランドが参加を表明しています。この新たな局面でもバウムクーヘンがどのように進化していくか、今後も要注目です。私たちもぜひ、多くのご当地バウムを応援していきたいと思います。
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