最近、日本国内で注目を浴びているのが、ポータブルEV急速充電器「Roadie V2」です。Bell Energy株式会社が米国SparkCharge社と共同で開発したこの製品は、ついに販売台数が100ユニットを超え、EVの普及促進に大きく貢献していると話題です。特に、日本政府が2035年までに新車販売の電動化を100%実現する方針を発表したことも、EV市場の加速を後押ししています。
「Roadie V2」は、外部電源が不要な完全スタンドアローン式で、急速充電が可能です。これにより、設置場所を選ばず、多様なシチュエーションで使用できるため、増え続ける電気自動車(EV)オーナーたちの「電欠」問題に応えられることから、多くの人々に支持されています。特に、日本初のモジュール式ポータブル充電器として、導入の困難さが浮き彫りになっている固定式充電器の課題を解決する手助けとなることが期待されています。
この製品の主な仕様としては、CHAdeMOユニットとCCS1ユニットを搭載し、最大出力は20kW(500V40A)を誇ります。また、便利なケーブル長さは2.2mで、様々な充電設備に適用できます。さらに、蓄電池ユニットは定格容量3.45kWhで、DC85V~134.4Vの出力電圧を持ち、AC100Vで約4時間の充電が可能です。その重さは23.2kgから33.4kgと、持ち運びやすい設計になっています。
納品先としては、国内自動車メーカーや輸入車インポーター、一般社団法人日本自動車連盟(JAF)など、幅広く採用されています。特に、EV充電サービスの実証実験が進められ、業界内での評価も高まっています。これにより、充電環境の整備が進むことが期待されます。
Bell Energy株式会社は、クリーンエネルギーの普及を通じて地球環境の改善を目指し、サステナブルな社会の実現に向けてSDGsの達成に貢献することを理念としています。今後も「Roadie V2」の普及活動を通じて、ポータブルEV充電器の可能性を探求し続ける意向です。
お問い合わせは、Bell Energy株式会社モビリティ事業部へ。電話029-859-7897、E-mail
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つくば市を拠点とする同社は、EVの関連機器開発および最新のEVインフラソリューション構築に取り組み、脱炭素社会の実現を目指しています。このように、ポータブルEV急速充電器は、日本のEV普及における一助として、これからも注目されることでしょう。