アメリカのポータブル浄水器「ソーヤー」が新たに取得した防災製品推奨品マーク
近年、多くの人が災害に備えた防災グッズの重要性を再認識しています。その中でも、浄水器は非常に重要なアイテムの一つです。アメリカのポータブル浄水器ブランド「ソーヤー」が、2024年8月に取得した「防災製品等推奨品マーク」は、その信頼性を顕著に示しています。
防災製品等推奨品マークとは?
「防災製品等推奨品マーク」は、一般社団法人防災安全協会が運営し、審査を経て「災害時に役立つ安全で安心な製品」として認証されたものです。このマークを取得することで、消費者にとってその製品が信頼できる選択肢であることが証明されます。
ソーヤーの製品がこのマークを取得した理由の一つは、実際に多摩川の水を浄水し、その水質が日本の水道法の基準に適合していることが確認されたからです。これは、浄水器としての効果を第三者機関が裏付けた結果です。
ソーヤーの歴史と浄水技術
ソーヤーは1984年にアメリカ・フロリダ州で創業され、当初はファーストエイドキットや虫除けスプレーなどを提供していました。2010年にポータブル浄水器を市場に投入し、その高い浄水能力がアウトドア業界で注目を浴びることとなりました。
特に、ソーヤーの浄水器は0.1ミクロンのフィルターを使用しており、99.99999%以上のバクテリアや有害な病原菌を除去できます。この技術は、米国環境保護局(EPA)が定めた厳しい基準をクリアしており、世界中でトップレベルの性能を誇ります。
メンテナンスの簡便性と持続性
ソーヤーのフィルターは、最大38万リットルの水を浄水できる能力を持ち、定期的なバックフラッシュという簡単なメンテナンスを行うことで、フィルターの交換が不要です。これにより、長期間にわたり安定した浄水機能を維持することが可能です。1日10リットルの浄水を行っても、約100年以上の使用が期待できる計算になります。
国際的な支援活動への取り組み
ソーヤーの浄水器は、災害被災地や難民キャンプなど、水が不足している地域で広く使用されています。NPOやNGOと連携し、世界80カ国以上で綺麗な水を提供する活動を展開しています。このように、提供された地域では下痢や病気の大幅な減少に寄与しています。また、ソーヤーは売上の一部を国際支援活動に寄付し、社会貢献にも力を入れています。
ソーヤーの日本での実績
日本においても、ソーヤーは2013年以来累計20万個以上の販売実績を誇ります。特に2023年には「防災グッズ大賞」の優秀賞を受賞した「ソーヤーミニ SP128」が、ブランドの信頼性をさらに高める要因となりました。
まとめ
「ソーヤー」は、その高い浄水性能だけでなく、安全性や持続可能性にも重点を置いたブランドです。防災の観点からも、ソーヤーのポータブル浄水器は今後の選択肢として非常に価値のあるアイテムと言えるでしょう。日々の生活だけでなく、万が一に備えるためにも、ぜひとも検討していただきたい製品です。
さらに詳しい情報は、ソーヤーの公式ブランドページをご覧ください。