船橋団地と大人食堂
2020-01-23 13:05:02
船橋若松団地に健康と交流を促進する大人食堂オープン
船橋若松団地における大人食堂の試み
千葉県船橋市の若松2丁目団地では、1月22日(水)に特別イベント「大人食堂」が開催されました。このイベントは高齢者に健康的な食事を楽しんでもらい、地域と都市部とのつながりや自身の健康について考える機会を提供することを目的としています。
イベントの背景と目的
少子高齢化が進行する中、このイベントは特に高齢居住者に美味しいカレーを提供することで、地域の健康問題に対する意識を高める試みです。開会式には若松2丁目自治会の佐藤重雄会長と会津美里振興公社の髙梨宣浩専務取締役が参加し、地域への期待感が高まりました。
地域の特色を生かしたカレー
参加者が楽しみにしていたのは、会津伝統の薬膳カレー「ぴんぴんころりカレー」です。特にオタネニンジンを使ったこのカレーは、健康に良いとされ多くの人々に親しまれています。体験者からは、「みんなで食べる喜びがある」「オタネニンジンの苦味がクセになる」といった声が寄せられ、高齢者の皆さんにとって特別な食の体験となりました。
会津美里町との連携
カレーを楽しんだ後は、参加者と会津美里町の関係者によるワークショップが行われました。「今後会津と団地で一緒にやりたいこと」というテーマで意見を出し合い、伝統行事の共同開催やツアー旅行のアイデアが提案されました。このような活動は、地域間の交流を深める大きな一歩です。
応援サポーターの任命
最後には、佐藤会長が会津美里応援サポーターに就任。これにより、二つの地域のより緊密な協力関係が期待されています。任命式では、髙梨専務からの期待のメッセージもあり、今後の活動に対する関心が集まりました。
参加者の感想
70代の参加者たちは、「美味しかった」「今後も続けて欲しい」という意見を述べ、食を通じての交流の重要性を再確認しました。特に、食事が持つ喜びと絆の力を実感したとのことです。
さらなる展開に向けて
会津美里振興公社は、今後もイベントを不定期で開催し、地域活性化を図っていく姿勢を示しています。また、春には東京都内でのイベントも予定されており、会津美里町を広く知ってもらう良い機会となることでしょう。
若松2丁目団地の現状
若松2丁目団地は、昭和44年に設立され、現在では居住者の78%が60歳以上。高齢化が進む中で、住民たちは健康的な食生活への関心を持ち、イベントに参加することで共に活力を得ています。
このように「大人食堂」は、地域の健康を守りつつ、交流の場を提供する素晴らしい取り組みであり、今後の活動に期待が高まります。
会社情報
- 会社名
-
株式会社会津美里振興公社
- 住所
- 福島県大沼郡会津美里町家東甲4224番地2
- 電話番号
-
0242-57-1175