株式会社オルツ、東京証券取引所グロース市場に上場
株式会社オルツは、パーソナル人工知能(P.A.I.)の開発に特化した企業として注目を集めています。この度、同社は東京証券取引所グロース市場への上場が承認されました。
オルツのビジョンとミッション
オルツは「個人の記憶の永遠化」「意思の再現」「個人の価値最大化」を掲げ、自律社会の実現を目指すという野心的なビジョンを持っています。創業以来、同社は「ラボーロからオペラへ」と「私たちの存在を永久にする」という二つの使命に基づき、「P.A.I.」の研究開発に注力し、全人類が自分自身のAIを持つことを可能にする世界を目指しています。
新規上場の意味
今回の上場は、オルツが更なる資金を調達し、自社の技術開発を加速させる重要なステップです。AI技術とデジタルクローンの開発に取り組む同社の目的は、労働からの解放を目指すという点で、社会における新たな価値創造を促すことでしょう。自律社会実現の鍵となると期待されています。
主要プロダクトと取り組み
オルツは、AIクローンの生成に関する新しい技術を開発しています。特に、音声認識技術を用いたCommunication Intelligence「AI GIJIROKU」は同社の主力製品の一つで、実際のビジネスシーンでの課題解決に貢献しています。また、概念実証(PoC)を用いてさまざまな企業向けソリューションを提供しており、例えば「altBRAIN」や「AIコールセンター」、「CLONEdev」などの製品も展開しています。
オルツの成り立ち
2014年に設立されたオルツは、東京都港区六本木に本社を置く企業です。代表取締役社長の米倉千貴氏のもと、同社はデジタルクローンやP.A.I.の開発を中心に成長してきました。資本金は196,300万円で、近年は多くの企業からの注目を集めています。上場を機に、さらなる成長と発展が期待されています。
今後の展望
オルツは今後も、AI技術を駆使した新しい製品やサービスの開発を進め、自らのビジョンを現実のものにしていくだけでなく、社会全体の生産性向上にも寄与していきたいと述べています。これにより、すべての人がよりアーティスティックな営みに没頭できる世界の実現を目指しています。
最後に、新規上場に関する詳細は、日本取引所グループの「新規上場会社情報」ウェブサイトやオルツのIRサイトに記載されていますので、ぜひご覧ください。
新規上場会社情報
オルツIRページ