クロスキャット、データ活用促進イベントに登場
株式会社クロスキャットが日本アイ・ビー・エム株式会社主催の「第4回 データ活用促進 Meetup」に参加し、成功事例を発表しました。このイベントは、データ活用の重要性を広めることを目的としており、参加者は企業や各種組織から集まりました。
成功事例の詳細
発表では、クロスキャットが提供する「IBM Cognos Analytics」を活用した事例が紹介されました。特にデータモジュールやダッシュボード機能を利用し、セルフBIを駆使することで業務効率化とデータの正確性を向上させた点が強調されました。また、デジタルトランスフォーメーション(DX)におけるBIツールの重要性についても議論が行われました。
クロスキャットのプレゼンター、アナリティクスサービス部の川瀬侑樹氏は、旧式のBIツールに依存することがもたらす課題を指摘しました。具体的には、分析業務の複雑化やレポート作成の属人化、操作性の低さがユーザーの定着を妨げている事例が挙げられました。そこで、クロスキャットは最新の機能を活用することでユーザー獲得を促進する提案を行いました。
ユーザーとの連携
このプロジェクトにおいてはオンラインでの対応が主体でしたが、顧客の隠れたニーズをしっかりとヒアリングし、分析業務フローの再設計やオーダーメイドのマニュアル作成、さらにはユーザー教育を徹底しました。これにより、分析業務の効率化と意思決定の質を向上させ、定着率の向上を実現しました。
講演後は、参加者から「具体的なアプローチが参考になった」といった感想が寄せられ、セルフBIを導入したいと考える企業にとっても、多くの示唆を得られたイベントとなりました。
CC-Dash: クロスキャットの独自フレームワーク
また、クロスキャットが開発したDX推進支援フレームワーク「CC-Dash」は、データ活用によってビジネスをより効果的に進めるための手法を提供しています。各フェーズにおける課題に対して、テンプレートやコンサルティングが用意されており、ユーザーのDXに寄与することを目指します。
持続可能なビジネスへの取り組み
さらに、クロスキャットグループは2023年にサステナビリティ基本方針を制定し、環境課題の解決に貢献する企業を目指しています。この活動はSDGs「産業と技術革新の基盤をつくろう」「パートナーシップで目標を達成しよう」にも貢献しているとのことです。
クロスキャットは今後も独自のフレームワークや先進的なBIツールを通じて、企業のDX推進を支援していく方針です。データの力を利用して、さらなる業務改善に寄与する企業であり続けることを目指しています。
会社概要
- - 会社名: 株式会社クロスキャット
- - 代表者: 山根光則
- - 所在地: 東京都港区港南1-2-70 品川シーズンテラス 20階
- - 設立: 1973年6月
- - 事業内容: システム開発、BIビジネス、自社プロダクト開発・提供
- - 上場市場: 東京証券取引所 プライム市場
- - URL: クロスキャット公式サイト