日本舞踊のぬりえ
2020-12-03 07:30:03

子どもたちが楽しむ日本文化、日本舞踊のぬりえが登場

日本文化を楽しみながら学べる「日本舞踊のぬりえ」が、2020年12月15日に発売されました。このぬりえは、子どもたちが日本舞踊を題材に楽しんで自己表現できることを目指しています。日本舞踊は、歌舞伎から派生し、江戸時代に発展した独自の舞踊芸術であり、文化的な価値が非常に高いものです。美しい着物を着た踊り手と和楽器音楽によるこの舞踊は、特に子どもたちが日本文化に親しむために最適なテーマとして選ばれました。

このぬりえ冊子では、「藤娘」「連獅子」「祇園小唄」など、知られた12の演目を取り上げ、子供が好みやすい形で提供しています。それに加えて、ぬりえには付録としてカラー見本も付いており、遊びながら伝統的な日本の色彩感覚を身につけることができるのです。

開発秘話


「学校にも習い事にも行けない子どもたちのために、何かしてあげたい」という想いから、このぬりえは誕生しました。コロナ禍の緊急事態宣言の影響で、子どもたちが外で学び育つ機会が制限されていたとき、最初の3作品が制作され、ウェブで無料公開されたところ、高い反響が寄せられました。

その声を受けて、さらに多くの面白い演目を加えたぬりえの出版を決断したのです。「子どもたちが日本舞踊に興味を持つきっかけにしてほしい」という願いが込められています。

日本舞踊をもっと深く知るために


ぬりえには、イラストに加えて、絵本風のテキスト、英訳、簡単な解説も含まれています。これは日本舞踊を知らない人や外国人にも親しんでもらえるように意図されています。また、作品の詳細な解説や塗り方講座を紹介する特設サイトも開設されており、さらに学びたい方にはたくさんの情報が提供されています。

SNSとクラウドファンディングの反響


制作資金を集めるためのクラウドファンディングには、すでに49人から23万円が集まりました。また、SNSではぬりえに関する投稿が2,400いいねを超え、Twitterでは約190回リツイートされるなど、幅広い興味を集めています。このぬりえは、子ども向けのデザインながら、大人の塗り絵ファンや福祉施設からの注文も相次いでいるため、様々な世代での拡がりが期待されています。

購入者の利用目的


主な購入者は、日本舞踊教室の先生や、子どもに日本舞踊を習わせている保護者、大人の塗り絵愛好家、そして老人福祉施設の関係者など多岐にわたります。インターナショナルスクールの教材としての需要もあります。

展覧会の開催


日本舞踊のぬりえは、単なる出版にとどまらず、2020年12月19日から22日までの4日間、東京都内でプロが彩色したぬりえの展覧会を開催します。この展覧会を通じて、多くの人に日本舞踊の魅力を伝えたいと考えています。

日本舞踊のぬりえは、全ページが無料公開されているため、興味がある人はまずオンラインで内容をチェックし、その後に購入を検討することができます。

会社情報

会社名
俺の日本舞踊
住所
東京都中央区京橋 1-1-5 セントラルビル2F
電話番号
090-7482-2915

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