革新的な低床型ケーブルプロテクターの登場
静岡県に本社を置く株式会社こうじばんは、地面に設置されるケーブルを安全に保護する新製品「低床型ケーブルプロテクター」を発表しました。この新製品は、2025年11月より全国で販売を開始する予定です。
これまでのケーブルプロテクターは、特に太いケーブルを収納することを考慮した結果、高さがあるため、台車や車イス、ベビーカーなどの通行に制約を持つという課題がありました。しかし、実際に使われるのは直径20mmまでの細いケーブルがほとんどです。それに鑑み、この新製品は高さを抑えながら、直径20mmのケーブルをしっかり収納できる設計を実現しました。つまり、あたかもバリアフリーのように通行がスムーズに行えるのです。
主な特長
この「低床型ケーブルプロテクター」は、特筆すべき点が数多くあります。まず、本体の高さはわずか32mmと、従来の製品に比べて段差感を大幅に軽減しています。この設計により、台車や車イス、さらにはベビーカーでもストレスなく移動することができるのです。
また、高い耐久性も誇っており、大型車両が通行できる強度を持っています。設置にあたっては特別な工具を必要とせず、短時間で容易に行えるため、多くのシーンでの利用が期待されます。
例えば、イベント会場や公共施設、工事現場における使用が想定されており、それぞれの環境で効果を発揮します。特にイベント会場では、多くの人が行き交うため、スムーズな通行が求められます。このプロテクターがあれば、会場内の安全性を保ちながら、移動の利便性も向上させることができるのです。
使用イメージと設置の簡便さ
実際の使用イメージとしては、台車が楽に通行している様子や、自動車がスムーズに通過している様子が挙げられます。内蔵された凹凸の連結システムにより、複数のユニットを簡単に接続できるため、大規模な設置でも手間いらずです。開閉可能な黄色のフタからケーブルを収納する作業も簡単です。
まとめ
株式会社こうじばんの新しい低床型ケーブルプロテクターは、これまでの課題を克服するだけでなく、利用者が求める利便性と安全性を両立させている点で注目に値します。発売日は2025年11月を予定しており、価格はオープンですが、多くの現場での導入が期待されます。この製品が、イベントや工事現場の新しい標準となることを期待しています。