青木酒造の挑戦
2021-10-30 11:30:02

未来を見据えた新たな挑戦!青木酒造の琥珀色の日本酒

未来を見据えた新たな挑戦!青木酒造の琥珀色の日本酒



愛知県愛西市の青木酒造が、次世代の日本酒に挑むプロジェクトを始めました。名付けて、「琥珀色の日本酒」。この製品は数か月後の2021年に発売予定ですが、その名の通りの美しい色合いと深い味わいが期待されています。

日本酒の未来を切り開く


青木酒造は、1805年の創業以来、200年以上もの間、日本の伝統的な酒造りの技術を受け継いできました。そして今、若き15代目が新たな挑戦として提案するのが再仕込醸造酒です。

この日本酒は、愛知県安城市で栽培された「夢吟香」というお米を使用し、2年熟成したお酒を原料にします。一つの酒の中に、二つの酒の手間と時間を凝縮。まさに贅沢な一本です。特に、15代目は「ウィスキーにも負けない存在感のある日本酒にしたい」と語ります。そのため、濃厚な甘味とスッキリとした後味が特徴です。

夢吟香のお米の特性


このプロジェクトで使われる「夢吟香」は、その高いアミノ酸含量により、日本酒に独特の深みを与えます。「個性」が強いこのお米がもたらす旨味は、ただの甘味だけでなく、苦味や渋味なども引き出します。これにより、熟成が進むことでさらに複雑な味わいが形成されるのです。なぜ「夢吟香」と出会った結果、この挑戦が生まれたのかますます想像が膨らみます。

酵母にもこだわった酒造り


青木酒造では、「蔵付き酵母」という特殊な製法を用いてお酒を醸造しています。これは、他の酒蔵ではあまり見られない製法で、蔵に住む自然の酵母だけを使ったものです。この酵母は、熟成にも耐えられる強さがあり、最後までしっかりと発酵させることができるのが特徴です。

その結果、甘く濃い味わいの中に、スッキリとしたキレが生まれます。それもこれも、長い期間と手間をかけて育てられた酵母の力によるものです。

「二度と出会えない」日本酒


青木酒造の15代目は、「お酒は菌が造るものですので再現性は求めていません」と述べます。つまり、今年の酵母と来年の酵母ではその味わいに違いがあり、特定のタイミングでのみ造られる味わいがあるのです。「今、ここでないと醸せない日本酒」をぜひ体験してほしいと考えています。

時を経て楽しむ日本酒


未来を見据えたこのプロジェクトでは、特別な「3年酒蔵熟成セット」が用意されています。購入者には、2022年に醸造された日本酒と、さらに3年熟成されたものが提供されます。これにより、その時々の日本酒の味わいを楽しむことができ、特別な体験となることでしょう。

伝統を次の世代へ


青木酒造は、日本酒造りの伝統を次の世代に残し、それを楽しむための新しい形を模索しています。「食後酒としての日本酒」を提供することを目指し、再仕込醸造酒に挑戦しています。

このように、青木酒造は新しい酒造りの未来を提案し続けています。お酒の醸造過程を全ての人と共有することで、蔵人の熱意や酒造りの楽しさを伝えたいと考えています。購入者はFacebookコミュニティに参加し、酒造りに関わる様々な情報や交流を楽しむこともできます。それによって、日本酒の魅力をより深く理解できる良い機会となるでしょう。

青木酒造の新しい挑戦に、ぜひご注目ください。私たちが大切にしたいのは、伝統と革新が融合した日本酒文化です。

会社情報

会社名
Anyscene株式会社
住所
愛知県名古屋市中区栄2丁目9-30栄山吉ビル2-B
電話番号
090-4196-6472

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。