雷と雷保護技術セミナー開催、企業の自然災害対策を強化！

雷と雷保護技術セミナー開催のお知らせ

日刊工業新聞社は音羽電機工業と共催で、全国3会場で「雷と雷保護技術セミナー」を開催することを発表しました。このイベントは、近年増加する自然災害の影響を受けて、企業が雷被害からどのように身を守ることができるかをテーマにしています。開催日程は、2025年6月5日に大阪、6月13日に九州、7月18日に東京で行われる予定です。

自然災害と雷害の現実

日本では年間に約100万回もの雷が発生しており、地球温暖化による異常気象がその頻度を増加させています。このため、雷による被害も年々深刻さを増しています。一度の落雷によって企業が数千万円もの損失を被る場合もあり、迅速な対策が求められています。特に、落雷による停電はシステムの停止を引き起こし、それが業務の停止やデータの喪失につながることもあります。このようなリスクに対処するために、事前の備えが不可欠です。

セミナーの目的と内容

本セミナーでは、自然災害から企業を守るための最新の方法と情報を専門家から学ぶことができます。特に、以下のようなテーマについての講演が予定されています。
1. 特別講演
題名: 多様化する時代における職業的観点からの災害・事故対策（BCP）について
講師: 東京海上ディーアール株式会社ビジネスリスク本部上級主任研究員橋本幸曜氏
時間: 13:15～13:55

2. 講演1
題名: 意外と知らないことばかり⁉電磁波観測で挑む雷の謎
講師: 近畿大学理工学部電気電子通信工学科教授森本健志氏
時間: 13:55～14:35

3. 講演2
題名: デジタル時代における都市・建築の環境配慮・レジリエンスと雷害対策
講師: 株式会社竹中工務店スマートコミュニティ本部シニアチーフエンジニア坂口佳史氏
時間: 14:50～15:30

4. 講演3
題名: BCPと雷害対策
講師: 音羽電機工業株式会社サービス事業部雷コンサルティング部部長早川信一氏
時間: 15:30～16:10

各講演は企業や個人がどのように自然災害に対策を講じられるのか、非常に重要かつ具体的な情報が提供されます。

参加申し込みについて

本セミナーは事前申し込み制で、参加は無料ですが、申込者多数の場合は抽選となります。申し込みはセミナーの詳細ページから行えます。申し込み後には自動返信の確認メールが送信されますが、届かない場合は事務局に連絡する必要があります。参加者には、開催3営業日前までに抽選結果が通知されます。

このセミナーは、企業が雷害から自社を守るための重要な知識を得る貴重な機会です。また、同じような種の企業や業界の方々ともネットワーキングができるチャンスです。自然災害への対策に不安や疑問を抱える企業の皆様は、ぜひ参加を検討してみてはいかがでしょうか。