おせちは買う時代?8割超が購入、ジャパネットたかた調査で判明!
ジャパネットたかたが2024年10月に実施したアンケート調査で、おせちに関する興味深い結果が明らかになりました。40~70代が中心の28,528名のメルマガ会員を対象としたこの調査では、「おせちを用意する方法」について、実に83.8%が「購入する」または「購入と手作りの両方」を選択。
これは、おせちが「買うもの」という考え方が主流になりつつあることを示唆しています。特に、中高年層においても手作りする意向は約1割にとどまり、その傾向が顕著に表れています。
なぜ「買う」のか?時間と満足度の優先
では、なぜ多くの人が「おせちを買う」を選択するのでしょうか?調査では、年末年始の時間を有効に使い、満足度の高いお正月を過ごしたいというニーズの高まりが背景にあると分析されています。
個別意見からは、
少人数向けにコンパクトに揃っている点
必要なものだけ購入できる効率性
普段食べない珍しい料理を楽しめる点
見栄えの良さや美味しさ
などが購入理由として挙げられており、多様なニーズが反映されていることが分かります。
8割以上が「おせちを食べる」と回答
調査では、「お正月におせち料理を食べますか?」という質問に対して、81.1%が「食べる」と回答しました。すべての年代で7割を超える回答となり、おせち料理がお正月を彩る定番料理であることが改めて確認されました。
通信販売・ネット購入が主流
また、おせちの購入方法についても、66.6%が通信販売やインターネットでの購入経験があると回答。非店舗での購入に対する抵抗感が少ないことも明らかになりました。これは、オンラインショッピングの普及や利便性の向上が背景にあると考えられます。
人気のおせち料理ランキング
アンケートでは「好きなおせち料理」のランキングも発表されました。1位は「数の子」、2位は「栗きんとん・栗甘露煮」、3位は「アワビ・貝の煮物」と、定番の和食が上位を占めました。しかし、5位には「ローストビーフ」がランクイン。40~70代が中心の回答者においても、洋食の人気の高さが注目されます。
おせちの由来は意外と知られていない
日本の伝統料理であるおせち料理ですが、その由来については意外な事実が判明しました。「数の子」や「黒豆」の由来は85%以上が知っていましたが、「伊達巻」「ゴボウ」「なます」などの人気メニューの由来は認知度が低く、約2割程度にとどまりました。
多くの人が「おせちは食べる」一方で「由来は知らない」という現状は、おせち料理を改めて知る機会としても捉えられるでしょう。
まとめ:おせちは進化する伝統料理
ジャパネットたかたによる調査から、現代のおせちは「買うもの」という意識が主流になりつつあることが分かりました。購入理由も多様化しており、時間効率や満足度、手軽さなどを求める人が増えていることが伺えます。定番料理の人気を確認しつつも、洋風メニューの人気が高まるなど、おせちは進化を続ける伝統料理であることが示唆されました。
今回調査を実施したジャパネットたかたでは、2023年、2024年と2年連続で日本一のおせち販売数を記録しています。同社では、厳選した商品と充実したアフターサービスを提供することで、消費者のニーズに対応していると言えるでしょう。