CES2025に参加した株式会社シンカのレポート
株式会社シンカ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:江尻高宏)は、2025年1月7日から11日までアメリカ・ラスベガスで開催された世界的なテクノロジーイベント「CES 2025」に一般参加者として参加しました。このイベントは、Consumer Technology Association(CTA)が主催し、最先端のテクノロジーが集まる唯一無二の場として知られています。
2025年のテーマは「DIVE IN」でした。今年の開催には141,000人以上が来場し、4,500社を超える企業が各自身の技術を披露しました。その中でも特に目立ったのはAI(人工知能)に関する出展でした。AI関連技術の進展が顕著であり、これまでの技術革新から「AIをどのように活用するか」という実用術へとシフトしていることが印象的でした。
AIの進化とその意義
AIは単なるツールではなく、人間には気づけない新たな視点を提供し、データを活用して最適化とパーソナライズに貢献しています。今年のCESでは、AIが他のデバイスと連携することの重要性も強調されました。これにより、接続された機器が集約化され、一人ひとりに合った最適化された提案が可能になる未来像が見えてきました。
「カイクラ」の新たな展望
当社が提供する「カイクラ」には、既にAI要約機能が搭載されていますが、今後はさらなる機能拡充を目指します。「カイクラ」は単体でのデータ収集だけでなく、他のデバイスからの生体データや心理データを収集することによって、ユーザー一人ひとりに最適化された提案を行います。たとえば、会話の内容や心身の状態を考慮した休息の提案など、個別に合わせたサービスが可能になるのです。これはビジネスにおける会話の質をさらに向上させるものになるでしょう。
また、「カイクラ」はこれまでにも会話データを自動で記録・整理し、顧客情報と紐づける機能を提供してきました。今後はAIを活用し、「感情分析」や「指標提示(リコメンド)」機能を強化し、会話データからさらに最適な提案を行える「カイクラCuration」へと進化する予定です。
最新技術のキャッチアップ
当社は、CESを通じて最新のテクノロジーや市場の動向をキャッチアップし、ユーザーが本当に求める使いやすいサービスを開発し続けます。その中でAIの可能性を追求し、より多くの顧客に価値あるソリューションを提供していきます。
「カイクラ」とその実績
「カイクラ」は、電話、メール、Web会議、SMSなど、多様なコミュニケーションアプリを一元管理できるプラットフォームで、これまでに2,800社、5,600拠点で利用されています。各サービスは、NTT東日本から正式に受託され、千代田ビジネス大賞特別賞やASPIC IoT・AI・クラウドアワードの受賞歴もあり、2023年には「ITreview Grid Award」でCTI部門のリーダーに選出されています。今後も「カイクラ」は一層の機能拡充とサービス向上を図ってまいります。
【株式会社シンカ 概要】
- - 設立:2014年1月8日
- - 所在地:東京都千代田区神田錦町3-17
- - 事業内容:システム企画・開発及び運用、クラウドサービスの企画・開発・販売、ITコンサルティング
- - 資本金:383百万円
- - 従業員数:64名(2024年12月31日時点)
詳しい情報やサービスについては、
カイクラ公式サイトや株式会社シンカの
公式サイトをご覧ください。