高専生を支える新提携
2019-09-12 10:01:25
みらい創造機構と高専キャリアの提携で高専生の未来が変わる!
みらい創造機構と高専キャリアの資本業務提携
2019年、みらい創造機構と高専キャリアが手を組み、高専生を支援するための新たなキャリア教育ブランド「Curious」を発表しました。この提携により、高専生が将来のキャリアを多様に選択できる環境が整います。
提携の背景
みらい創造機構は2016年に東工大関連のベンチャーキャピタルファンドを設立し、約20社に投資を行ってきました。このファンドは、東工大の技術をもとにした企業に注力し、ベンチャー育成や起業家教育を通じてイノベーションを推進することを目指しています。一方、高専キャリアは高等専門学校に通う学生たちのキャリア教育を充実させることに重きを置いており、様々なセミナーやアイデアソンイベントを実施しています。
これまでの活動を経て、両者はエンジニアを中心にした人材の育成を加速させるために協力することを決めました。特に、業界からのラブコールは後を絶たず、高専卒業生のネットワークは2,000名を超え、企業や投資家とのつながりも深まっています。
新ブランド「Curious」の設立
「Curious」は「高専生を、もっと挑戦者に」というミッションを掲げ、キャリア教育事業や起業家育成事業、ファンド事業の3つを基盤に展開されます。このプログラムは、高専生のキャリアを多角的に支援し、従来のキャリアパスに新たな道を提供します。
具体的には、2019年9月21日と22日に「Curious Biz-con」と呼ばれるビジネスコンテストが開催され、高専生が自分たちのビジネスアイデアを発表し合う機会が設けられました。このイベントは、起業志望の高専生が一堂に会し、視野を広げる場所となります。
さらに、キャリア情報メディア「Curious」のリリースも控えており、登録者数1万人突破を目指しています。これにより、高専生と卒業生のためのプラットフォーム形成が進み、より多くの情報と機会が提供されることが期待されます。
未来に向けた取り組み
今回の資本業務提携は、高専生に新たな挑戦の機会をもたらすだけでなく、企業の求める人材とのマッチングを促し、社会全体の課題解決にも寄与します。「Curious」が優秀な技術者育成の大きな役割を担い、国際競争力の向上や社会の生活環境を豊かにするようなイノベーションの創出を目指します。
高等専門学校の意義
高等専門学校(高専)は、1962年に設立された中堅技術者育成機関であり、在学中からの実務経験と理論を重ね合わせた教育プログラムを提供します。卒業生は大手メーカーやベンチャー企業での活躍が目立ち、業界からの注目が高まっています。今回の新たな取り組みは、さらなる優秀な技術者の育成を目指す重要なステップとなるでしょう。
結論
みらい創造機構と高専キャリアの資本業務提携は、高専生にとって明るい未来をもたらすものです。新ブランド「Curious」を通じて、挑戦の機会が拡大し、エンジニア人材不足の解消や新たな産業の発展へとつながることが期待されています。今後の展開が楽しみです。
会社情報
- 会社名
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株式会社高専キャリア教育研究所
- 住所
- 東京都渋谷区恵比寿西1-33-6 JP noie 1F
- 電話番号
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03-6868-7352