ATOMicaとKDDI、宮崎での共同商品開発プログラムがスタート

ATOMicaとKDDI、宮崎の学生と共に新商品開発

2025年5月28日から、株式会社ATOMicaとKDDI株式会社は、地元企業の課題に挑戦する共創プログラム「COYAGE」を開始します。これは、地域の学生が老舗漬物企業と連携し、商品の企画と開発に取り組む実践的な取り組みです。これにより、地域の資源を高めながら、次世代の人材育成を目指します。

プログラムの概要

本プログラムでは、宮崎県の大学生8名が、キムラ漬物宮崎工業株式会社から提案されたテーマ「若者に漬物の魅力を伝える新しい商品」に基づき、商品開発に挑戦しています。参加学生は、オンラインと対面のワークショップを通じて企業理解を深め、商品企画を進めることが求められます。

学生たちの挑戦

学生たちは、「たくあん」の健康効果や美容に焦点を当てた商品を企画し、たくあん入りのグラノーラやつくね、ガーリックソースなどのアイデアが生まれました。これにより、同世代にたくあんをより身近に感じてもらい、健康や美容への意識を高める狙いがあります。

成果発表会

2025年8月27日にはATOMicaのオフィスで成果発表会が行われ、学生たちが自身のアイデアを発表します。その後、9月3日から5日にはKDDI高輪本社とGINZA456にて期間限定の販売イベントも開催予定です。これにより、学生たちが開発した商品の実際の市場での反応を受ける貴重な機会となります。

背景と目的

ATOMicaは全国でソーシャルコワーキング事業を展開し、地域社会における企業や大学との連携を通じて共創の場を提供しています。一方で、KDDIも地域育成のための教育機関とのジョイントを行っており、両社の共同作業により地域活性化を促進することが期待されています。

このプログラムは、学生たちに実践的な学びの機会を与えると同時に、その成果物が地元のブランド発展や地域の魅力を発信する手段となるでしょう。より多くの人々が地元の漬物文化と出会うことで、自分たちの地域を大切にする意識が育まれることを願っています。