「お福分け.com」始動!
2023-09-12 11:38:53
食とつながりを紡ぐ新サービス「お福分け.com」始動!シニア活用の配送で地域社会を活性化
食とつながりを紡ぐ新サービス「お福分け.com」始動!
9月13日、食のプラットフォーム「お福分け.com」がサービスを開始しました。このサービスは、地元大阪の生産者が丹精込めて育てた新鮮な食材を、シニア層による新たな配送システム「ウォーク便キャリー」を通じて消費者に届けるという、画期的な取り組みです。
地産地消とシニア活用による地域活性化
「お福分け.com」が目指すのは、単なる食材の販売ではありません。近郊の生産者と消費者を繋ぎ、食を通じた新たな地域社会の構築を目指しています。地元産の食材を消費することで、健康増進に繋がるという「身土不二」の考え方に基づき、輸送距離を短縮することで環境負荷の軽減にも貢献。SDGsの観点からも注目を集めています。
さらに、高齢化が進む地域社会において、シニア層の社会参加促進も重要な目的です。「ウォーク便キャリー」は、シニアの方々が地域を歩きながら新鮮な食材を直接届けることで、生きがい、やりがいを感じ、新たな出会いも生まれる機会を提供します。消費者の側にとっても、配達員と直接顔を合わせることで安心感が得られ、食材に関する情報交換なども自然と生まれるでしょう。
食糧危機への備えと持続可能な社会
サービス開始のきっかけは、創設者である小財誓子さんの「食糧危機への備え」という強い思いからでした。現代社会では、食の供給が途絶えた際の備えが不足しているという危機感から、地域に根付いた食のネットワークの構築が必要だと考えました。
「お福分け.com」では、単に利益追求を目的とした大量生産品ではなく、生産者の情熱とこだわりが詰まった、安全で質の高い食材を取り扱っています。消費者の側にも、生産者の努力を理解し、長く付き合っていきたいという姿勢が求められます。そのため、サイトは必ずしも「お客さま本位」とは言い切れない部分もありますが、それは持続可能な食のシステム構築という理念に基づいたものです。
新しい配送システム「ウォーク便キャリー」
「ウォーク便キャリー」は、従来の宅配システムにおける課題解決にも貢献します。高齢化や労働力不足が深刻化する中、共同配送による送料負担軽減、留守宅による再配達削減、シニアの社会参加促進という三つの効果が期待できます。
具体的には、複数の商品をまとめて配達することで送料を削減し、配達前に必ず連絡を取り合うことで再配達を減らし、シニアの配達員は、地域交流の一環として、消費者の皆さんとのコミュニケーションを大切にしています。将来的には自動運転やドローン配送なども検討されていますが、「お福分け.com」は、今、私たちにできることから始めるという姿勢を貫いています。
会社概要
運営会社である333sanmyは、ブランディングプロデュース事業や経営コンサル事業を手掛ける会社です。大阪府吹田市に拠点を置き、1987年4月1日の創業以来、地域社会に貢献する活動を続けています。
まとめ
「お福分け.com」は、食糧危機への備え、地域活性化、シニアの社会参加促進という3つの大きな目的を掲げ、新たな食のプラットフォームとして注目を集めています。食を通じて人々を繋ぎ、持続可能な社会の実現に貢献する、この取り組みの今後の展開に期待がかかります。
会社情報
- 会社名
-
333sanmy
- 住所
- 大阪府吹田市江坂町5-4-6-1
- 電話番号
-
090-7882-9533