沖縄県公立学校で新たな視覚認知トレーニングアプリが導入決定
Je respire株式会社が開発した視覚認知トレーニングアプリ「ディアビアイ」が、沖縄県の公立学校に導入されることが決まりました。このアプリは、視覚と認知機能を強化することを目的としており、6か月間にわたる効果検証の結果、大きな成果が確認されました。
効果検証の背景と目的
この検証は、「できるかできないか」といった単純な結果ではなく、情報の受け取り方、処理、判断、行動に至るプロセスを可視化し、これらの変化が学力や行動にどのように影響するのかを探求することを念頭に置いて実施されました。具体的には、視覚認知スコアの有意な向上とともに、学力関連の指標や対人関係、自己調整などにおいても顕著な改善が見られました。
検証の結果、約80%の生徒がポジティブな変化を遂げており、担任の先生による観察評価でも多くの生徒が授業に集中したり、積極的にコミュニケーションをとるようになったことが報告されています。
学習・行動・認知の変化
公立学校での6か月間の検証の結果、以下の4つの評価軸での有意な向上が確認されました:
1.
視覚認知スコアの向上:参加者の視覚認知スコアが15.76から22.76に、7ポイントも改善しました。
2.
学力関連課題での挑戦:6つの学力課題においても有意差が確認され、基盤となる4つの力すべてに影響が出ました。
3.
行動の改善:学習行動や対人行動に関する指標でも、授業中の集中力や衝動のコントロールの面で統計的に有意な改善が見られました。
4.
担任の観察評価:対象20名のうち80%にあたる16名が行動の変化を示し、「苦手な作業でも集中して取り組めるようになった」といった声も挙がっています。
理論的背景と今後の展望
このアプローチは「利き認知®(Dominant Cognition)」と呼ばれ、視覚情報処理と認知機能の関係を重視したもので、個々人の情報処理プロセスの違いを明らかにすることを目的としています。この理論に基づいて、「ディアビアイ」は個々の特性に合った最適な学びをサポートすることが期待されています。
Je respire株式会社では、沖縄県での導入を通じて、対象年齢や環境を拡大し、さらなる効果の検証を継続していく方針です。そして、教育や企業現場への応用を進める予定で、2024年5月には東京ビッグサイトで開催されるEDIX(教育総合展)にも出展する予定です。
この新たなトレーニングアプローチが、日本の教育システムにどのような変革をもたらすのか、期待が高まるところです。