uwotechが受賞
2024-10-17 01:29:26

養殖管理サービス「uwotech生産管理」がグッドデザイン賞を受賞

養殖管理サービス「uwotech生産管理」がグッドデザイン賞受賞



Aquacraft株式会社(東京都東大和市、代表取締役:加地誠)が手掛ける養殖管理サービス「uwotech生産管理」が、この度2024年度グッドデザイン賞を受賞しました。この賞は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する、デザインに優れた製品やサービスを表彰する制度です。

uwotech生産管理の魅力


「uwotech生産管理」とは、魚類養殖の生産者を対象としたデジタルな生産管理システムです。利用者は、デジタルに不慣れでも直感的に漁場の情報を管理できます。このシステムでは、餌や成長状況、投薬、出荷などのデータを簡単に記録し、その結果をもとに分析や原価計算を行うことができます。これにより、養殖の生産性や効率を大幅に向上させることが可能です。

受賞理由


受賞の要因として、「uwotech生産管理」が持つ3つのポイントが評価されました。まず、データ入力の負荷を軽減する設計が挙げられます。特に養殖業界では、エサ代が急激に高騰している背景があるため、データを活用して生産性を上げることが急務となっています。アクアクラフトは、操作が簡単なインターフェースを追求し、必要なデータのみを表示することで、誰でもすぐに使いこなせるよう改善を重ねています。

次に、養殖特有のデータ管理の複雑さを解決する取り組みが重要な結果を生んでいます。漁場構成の日々の変化を視覚的に把握できる「漁場図」機能により、従来の紙やExcelの管理から脱却し、効率的なデータ管理が実現しました。この機能は生産者からのフィードバックを重視し、直感的かつ柔軟性のある管理を実現しています。

最後に、多角的なデータ分析を可能にし、経営判断を支援する機能が大きな評価を得ました。増肉係数や歩留りなどの指標を自動で集計することで、生産性や収益性の向上を目指しています。複雑な計算業務を自動化し、簡単に現状を把握できるようにすることで、専門知識がないユーザーでもデータに基づいた意思決定が可能になります。

審査員の評価


審査員からは、近年の気候変動がもたらす漁獲量の低下が指摘される中、養殖業の重要性が高まっていることが強調されました。「uwotech」は魚類養殖に特化したデータ管理をデジタルで行うことができ、その細かな変化を察知できるUIが評価されたと述べられています。また、すでにこのシステムを導入している企業で新たな知見が生まれ始めている点もポジティブな評価を受けました。

代表者のコメント


Aquacraftの代表取締役、加地誠氏は「日本の豊かな水産資源と魚食文化を未来に残すために、サービスを継続的に改善してきた」と語ります。また、CTOの新真理氏も、「ユーザーからの厳しいフィードバックをもとに、常にプロダクトの進化を目指している」と述べ、今後のさらなる発展への意欲を示しました。

まとめ


「uwotech生産管理」がグッドデザイン賞を受賞したことで、養殖業界におけるデジタル化の重要性が再認識されています。アクアクラフトは、魚類養殖のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進し、より良い未来をつくるための取り組みを続けていくことでしょう。


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会社情報

会社名
Aquacraft株式会社
住所
東京都東大和市立野1-18-16にしきビル203
電話番号
080-8163-0092

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