若者の声で変わる！京都市青少年活動センターの革新プロジェクト

公益財団法人京都市ユースサービス協会が運営する「京都市青少年活動センター」では、新たに青少年の意見を取り入れた設備や備品の更新プロジェクトを立ち上げました。これは、より利用者が居心地良く感じられるスペースを提供するための取り組みです。

プロジェクトの概要

プロジェクトは、センターを利用する若者の意見を反映させることを目的としています。アンケートやワークショップを通じて、若者たちのニーズやアイデアを収集し、それに基づいた場所作りを目指すというものです。具体的には、カフェ風のロビーや、気軽にくつろげる芝生エリアの設置が計画されています。単に古い設備を入れ替えるのではなく、利用者の創造力を活かす空間に生まれ変わるのです。

意見聴取の期間と方法

この意見聴取は、2025年7月25日から約1ヶ月間にわたる予定です。この期間中、各センターで活発に意見を募り、その情報を元にユース協会と京都市が協議を行った上で、年度内に整備を完了する計画です。意見聴取の方法はセンターごとに異なり、以下のような形式が取られます。

- 中央青少年活動センター：ワークショップ形式
- 北青少年活動センター：ロビーでのアンケート、個別聴取
- 東山青少年活動センター：個別聴取
- 山科青少年活動センター、下京青少年活動センター、南青少年活動センター、伏見青少年活動センター：ロビーでのアンケート、ワークショップ形式

若者の意見を尊重した取材対応

プロジェクトについて取材を希望される方々には、事前申込の上、特定の日程での調整が求められます。京都市中央青少年活動センターでは、8月19日に「魅力度向上委員会」というワークショップが実施される予定で、この機会にも参加可能です。また、各センターで行われる意見聴取の様子や現場の案内も行っております。

取材やお問い合わせに関しては、公益財団法人京都市ユースサービス協会までご連絡いただければ、詳細情報をお知らせいたします。連絡先は、メール（[email protected]）または電話（075-213-3681）です。担当者名は米原（よねはら）です。

公益財団法人京都市ユースサービス協会とは

京都市ユースサービス協会は、主に中学生から30歳までの若者の成長を支援する法人です。居場所づくりや自主活動支援、相談事業に取り組んでおり、これまでに京都市内7か所のセンターを運営しています。2024年度には約52万人の利用があり、生活困窮世帯の支援事業や学校連携事業なども手掛けています。

この新たな試みは、若者自身が望む居場所の創出を通じて、より良い共同体の形成につながることを期待しています。