EV化実証実験
2025-09-19 14:59:31

となみ衛星通信テレビとJA三井リースがEV化実証実験を開始

となみ衛星通信テレビとJA三井リースのEV化実証実験



2025年9月19日、となみ衛星通信テレビ株式会社とJA三井リースグループは、商用車の電気自動車(EV)化に向けた共同の実証実験をスタートさせることを発表しました。この取り組みは、地域に密着した情報通信インフラ企業であるとなみ衛星通信テレビが、環境への負荷を軽減するための一環として実施されており、データに基づく車両管理の最適化を目指しています。

背景と目的


となみ衛星通信テレビは、地域経済において重要な役割を果たす取り組みの一端として、日々の事業活動において持続可能性を追求しています。EV化の実証実験は、同社が進めるポジティブ・インパクト・ファイナンス(PIF)の方針に沿った重要なステップです。この実験では、社用車の走行データを収集・分析し、車両の台数を削減しつつ、電動車両への移行を具体的に計画することが目指されています。

JA三井リースグループはこれまでも、ハイブリッド車(HV)やEVへのシフトを支援し、脱炭素社会の実現を目指したサービスを提供してきました。本実証実験は、となみ衛星通信テレビのニーズへの対策として実施され、その成果が期待されます。

実証実験の概要


今回の実証実験は、JA三井リースグループと富士通が協力し、となみ衛星通信テレビおよびその関連会社、株式会社ティエスティテクノ(TSTテクノ)が保有する社用車25台にテレマティクス機器を設置します。約2ヶ月間にわたり、走行距離や運行状況などのデータを収集し、この情報を基に、どのような種類のEVが適しているか、また必要な充電インフラの規模や充電タイミングを具体的にシミュレーションします。

このデータは、富士通が提供する「Software Defined Vehicle」機能を通じて分析され、ガソリン車と比較した際のCO2排出量削減効果や経済性を明らかにすることにも寄与します。

目的


  • - 車両の台数削減と最適化
  • - HV/EVへの移行に関する分析と検討

対象車両


となみ衛星通信テレビおよびTSTテクノの社用車 計25台

実施期間


2025年9月〜10月(予定)

役割分担


  • - JA三井リースグループ: 実証実験の運営と取りまとめ、新たなソリューションの開発を担当。
  • - 富士通: EVシミュレーション機能の提供とデータ分析を行います。
  • - となみ衛星通信テレビ: フィールドの提供およびデータ分析に基づく車両の最適化を検討します。

今後の見通し


この実証実験から得られるデータは、将来のEV導入計画に役立てられるだけでなく、北陸地域を見据えたEV車両および充電ステーションの導入に関しても議論を進める予定です。この取り組みは、地域全体のCO2排出量の削減に向けた重要な一歩となります。会社はこのプロセスを通じて、より持続可能な社会の実現へ貢献していく意向です。

JA三井リースグループはその経営理念「Real Challenge, Real Change」に則り、持続可能な社会のための取り組みを続けていきます。この実証実験を通じて、地域におけるEVの普及を支援し、カーボンニュートラルの目標達成に向けて努力していくことが期待されます。


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会社情報

会社名
JA三井リース
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