YOKOITOが進化!
2024-07-26 13:44:57

株式会社YOKOITO、3Dプリンター生産力を大幅強化!1億円投資で革新実現

株式会社YOKOITOが生産用3Dプリンターを4倍に増加



株式会社YOKOITO(京都府京都市)は、Yokoito Additive Manufacturing Center(YAMC)の最新のアップデートを発表しました。これにより、生産用3Dプリンターの台数が3台から12台に増加し、生産性を4倍に引き上げる取り組みを進めています。YOKOITOは、1億円の投資を行い、樹脂AM(Additive Manufacturing)技術のさらなる普及と革新を目指しています。

YAMCとはどんな施設か


YAMCことYokoito Additive Manufacturing Centerは、2021年10月にオープンした3Dプリントと樹脂AMに特化した研究およびファクトリー施設です。YAM(Yokoito Additive Manufacturing)として、国内におけるAM技術の普及拠点として活動しており、樹脂AMの研究と実装に注力しています。この度のアップグレードにより、国内外での競争力が高まることが期待されています。

投資と生産能力の向上


今回のアップデートでは、YAMCで運用される3Dプリンターや関連機器の台数が大幅に増加し、20台から40台、特に生産用の3Dプリンターは3台から12台へと一気に増強されています。この投資により、製造プロセスのオートメーションが進み、少量の部品製造から中量生産まで幅広いニーズに応えることが可能になりました。さらに、製造の各工程が一貫してYAMC内で完結できる体制が整いました。

新技術の導入


YOKOITOは、10年以上にわたり樹脂AM技術の研究と普及に取り組んできました。特に最近注力しているPBF(Powder Bed Fusion)方式の技術によって、3Dプリンターの能力が大幅に向上しています。そして今回、PBF方式のプリンターを3台から12台に増設することで、多様な材料に対応し、低コストで高品質な樹脂製品の量産が実現しました。これにより、幅広い業界から支持を受けることが可能になります。

日本初の自動染色機導入


YAMCには新たに自動染色機も導入され、これまで難しかった多彩なカラーバリエーションが実現されます。従来の単色製品に比べ、均一性と耐久性が大幅に向上し、表面の剥がれや色褪せが少ない製品が誕生します。さらに、オートメーション化された後処理によって、効率的な生産が可能となり、コスト削減にも寄与します。用意されたカラーパレットからは、オーダーメイドの色選択も可能です。

中島佑太郎CEOの意気込み


代表取締役の中島佑太郎氏は、YAMが樹脂AM技術の設計から製造、後処理まで一貫して行う数少ない企業であることを強調し、今回のアップデートが「世界トップクラスの産業用3Dプリンター」によって、プロセスと品質の両面で新たな高みへ進むことを期待しています。

メディア向け取材の機会


新しい設備の稼働やAM技術に関する詳細な取材の日程が2024年7月31日(水)に設定されています。これは、メディア関係者が実際にYAMCを訪れ、最新の技術について直接代表に質問する機会となります。

YOKOITOは、今後も日本のモノづくりを革新するため、技術力とサービスの向上に努めていく所存です。今後の展開に目が離せません。


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会社情報

会社名
株式会社YOKOITO
住所
京都府京都市下京区柿本町588-22
電話番号
075-354-6424

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