e-casebook受賞の理由
2019-10-02 13:50:10

e-casebookが「2019年度グッドデザイン・ベスト100」を受賞した理由と目指す未来

e-casebookが「2019年度グッドデザイン・ベスト100」を受賞



「e-casebook(イー・ケースブック)」は、2019年度のグッドデザイン賞でベスト100に選ばれ、その優れたデザインと機能性が評価されました。この症例検討プラットフォームは、専門医が互いの知識や経験を共有し、質の高い医療を提供することを目指しています。

e-casebookとは



e-casebookは、医師が症例を通じて専門的な技術や知識を共有するために開発されたオンラインプラットフォームです。登録している医師は全世界で約1万人に及び、ライブ手術や講義動画の視聴、医用画像を用いたディスカッションを行なっています。このシステムは、医療現場での継続的な教育をサポートし、医師の専門性を高め、質を標準化することが期待されています。

このような取り組みが評価されたことが、グッドデザイン賞受賞の大きな要因となっています。実際に、多くの医師が日々の診療に役立てているこのプラットフォームは、医療の質向上に貢献しているのです。

デザインの評価



e-casebookのデザインは、株式会社ハート・オーガナイゼーションの海本高希氏が手掛けました。彼は、受賞に際して「この評価は見た目だけでなく、医療という分野以外の視点からの理解が深まった結果だと思います」とコメントしています。このような賞を受けることで、医療分野のさらなる発展への意欲が高まります。

審査委員からは、「医療現場で求められる専門性の継続的な向上」という課題を深く理解し、それに対する解決策を実現している点が高く評価されました。特に、「情報共有のディスカッションプラットフォーム」と「ライブビデオ配信による最高レベルの手技」を組み合わせたシステムは、医療界において画期的な発想だと言えるでしょう。

今後の展開



e-casebookは、2020年の成長目標として、国内外でのユーザー数を30,000人に拡大することを掲げています。これは、医療環境における情報の迅速な共有を促し、専門医の質の向上につながるでしょう。今後は新たな技術の導入など、さらなる革新を進めていく予定です。

まとめ



e-casebookのグッドデザイン賞受賞は、医療分野における技術革新とデザインの重要性を再認識させるものであり、多くの医療関係者にとっても価値ある結果となりました。このプラットフォームが医療の未来をどう変革していくのか、引き続き注目していきたいと思います。

会社情報

会社名
株式会社ハート・オーガナイゼーション
住所
大阪府大阪市淀川区西中島5-5-15新大阪セントラルタワー 4階
電話番号
06-4862-4488

トピックス(科学)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。