国交省が認めたマプリィの技術
株式会社マプリィが開発した地理空間情報アプリケーション「mapry橋梁」が、国土交通省が発行する「点検支援技術性能カタログ(橋梁)」に掲載されました。このカタログは、橋梁点検に利用できる新しい技術を網羅した資料で、特に地方自治体にとって有用です。マプリィは、先進的な技術を使って測量や点検を効率化し、精度を高めるプロジェクトに取り組んでいます。
橋梁点検を革新する「mapry橋梁」
「mapry橋梁」は、iPhoneのLiDAR機能を活用したアプリケーションで、3D点群データを使って橋梁を点検します。過去の損傷図や現場でのデータ記録をインポートし、リアルタイムでの管理が可能です。この技術により、点検業務の省力化と精度向上が実現します。また、アプリが取得したデータは、事務所で容易に整理できるため、効率的な作業が可能です。
新たな計測技術「LA01-2」
さらに、マプリィが提供するLiDAR計測機器「LA01-2」は、手軽に使用できるハンディタイプのデバイスです。これにより、歩きながらでも色付きの点群データを取得することができます。複雑な環境でもスムーズにスキャンでき、最大200メートル先の対象物まで測定可能です。高精度なGNSS機能を搭載し、約80万円の低価格で高品質なデータを取得できる点も注目です。
変わる橋梁点検の現場
国交省によって認定されたこれらの技術は、今後の橋梁点検業務に新たな可能性をもたらします。特に地方自治体にとって、点検作業の効率化は大きなメリットです。道路管理者や技術者は、これらの新しい技術を積極的に活用することが求められています。
まとめ
株式会社マプリィの「mapry橋梁」と「LA01-2」は、橋梁点検業務に新たな風を吹き込み、効率と精度を同時に向上させることが期待されています。これにより、安全で効果的な維持管理が実現し、将来的には日本全国のインフラ管理がより進化するでしょう。
詳細については、
マプリィの公式サイトをご覧ください。