株式会社ロゴスホールディングスによる未完成工事の承継
1. はじめに
個々の住まいを実現するために多くの方々が期待を寄せる注文住宅。しかし、昨今の経済情勢の変化により、思わぬ事態に直面することもあります。そんな中、
株式会社ロゴスホールディングス(以下「ロゴスホールディングス」)が、破産した
株式会社フェザーホームの未完成工事を引き継ぎ、お施主様を支援することになりました。本記事では、その背景や目的、今後の展望について詳しく紹介します。
2. フェザーホームの破産とその背景
フェザーホームは、高級住宅を専門に手掛けていた企業です。しかし、急激な業容拡大や資金繰りの悪化等により、2025年10月14日、札幌地方裁判所に自己破産を申請しました。結果として、破産手続きが開始され、多くの未完成工事が発生しました。これらの未完成案件に対し、ロゴスホールディングスは救済の手を差し伸べることを決全しました。
3. 承継の目的
ロゴスホールディングスが契約を承継する主要な目的は、未完成の住宅を完成させることで、フェザーホームのお施主様に安心を提供することです。これに伴い、ロゴスホームがその工事を引き継ぎ、しっかりとした完成を目指します。これは単に契約の引き継ぎに留まらず、地域の住環境の向上にも寄与する責任ある行動です。
4. 承継の内容と責任
承継されるのは、フェザーホームが持つ未完成工事に関する
請負契約の地位です。これにより、ロゴスホームはこの請負契約に関連する
権利と義務をすべて承継します。具体的には、施工の継続と完成引渡しに関する責任を負います。この新たな責任に対し、地域の業界団体として誠意をもって取り組んでいくことが、ロゴスホールディングスの今後の大きな課題となるでしょう。
5. 業績への影響
ロゴスホールディングスによる本件の承継は、連結業績に与える影響はわずかで済むとされています。このように、経済的な影響を最小限に抑えつつ、社会的責任を果たす行動が求められる中で、早期の工事再開と完成を目指します。
6. お施主様へのメッセージ
フェザーホームの破産により、多大な不安を感じているお施主様に対し、ロゴスホールディングスは心からお見舞いを申し上げます。私たちは、迅速かつ誠意をもって工事の早期再開に向けて取り組む所存です。お施主様が安心して住宅をお待ちいただけるよう努めてまいります。
7. 会社概要
ロゴスホールディングスは、「日本の家づくりをつくる。」を理念に掲げ、全国で事業を展開しています。北海道を中心に多くの拠点を持ち、地域密着型のサービスを提供することで、住まいの質を向上させています。今後とも、地域の住宅業界の発展に取り組む企業として、さらなる成長を目指します。
本件に関するお問い合わせ先
株式会社ロゴスホールディングス 社長室担当:岩倉
メール:
[email protected]
電話:011-600-1300
FAX:011-211-1380