広島で路面電車とクルマの安全教育イベントを実施します！

広島市で路面電車とクルマの安全教育イベント開催

広島市は、自動車と路面電車との接触事故を防ぐために、「第3回電車とクルマのセーフティスクール」を開催します。このイベントは、一般社団法人日本自動車連盟（JAF）広島支部と広島電鉄の共催によって行われ、3月9日（日）に広島電鉄本社で実施されます。過去2回のイベントは好評を博しており、今回のセーフティスクールにも多くの期待が寄せられています。

イベントの目的と内容

このセーフティスクールは、日常生活で利用される路面電車と自動車の接触事故を未然に防ぐことを目的としています。特に、運転者の視点からの理解を深めることが鍵です。参加者は自動車ドライバーであるJAF会員に限定されており、事前に募集された20名が参加します。

当日は、路面電車を貸切運行し、参加者は実際に路面電車の運行状況を体験することができます。電車の運転士による講座も行われ、特に注意すべきポイントや路面電車の特性についての説明が行われます。また、運転シミュレーターを利用して、ドライバーが電車の近くを走行する際の運転士の視点を体験することで、理解を深められます。

参加者の声

以前に参加した方々からは好意的な意見が寄せられています。たとえば、「電車はすぐには止まらないことが分かり、特に右折する時は注意が必要だと感じた」や、「電車からの死角について知り、なるべく並走しないよう心がけたい」という声が上がっています。また、運転士との直接対話を通じて、お互いの理解を深めることが重要であるという意見もありました。

イベントの概要

- 名称：電車とクルマのセーフティスクール
- 日時：2025年3月9日（日）13:00～16:30（予定）
- 場所：広島電鉄本社（広島市中区東千田町2-9-29）
- 主な内容：

- 路面電車の貸切運行と車内での講座（区間：広電本社前～横川駅（往復））
- 路面電車運転シミュレーター体験
- 車庫内での模擬シチュエーション
- 電車運転士とのミーティング

JAF広島と広島電鉄は、今後も連携を深めながら交通事故防止に向けて取り組んでいく予定です。さらなる詳細については今後の情報にご期待ください。