医療の新連携
2022-08-08 11:00:10
医療現場の働き方改革を実現する新たな連携の相乗効果
医療現場の働き方改革を実現する新たな連携の相乗効果
最近、医療分野の環境は急激に変化しています。その背景には多様化する医療ニーズ、地域の医療格差、災害時の対応力の強化、そして新型コロナウイルス感染症の影響があるでしょう。特に2025年には高齢者が人口の約4分の1を占めると言われており、医療ニーズがさらに高まることが予想されます。このような状況を受け、医師が本来の医療行為に専念できる環境の整備が求められています。医師のライフスタイルを充実させ、改善するために必要なサポートが必要とされています。
そこで、医療業界をサポートするために、株式会社嵯峨野とジオテクノロジーズが業務提携を行いました。この提携の目的は、医師と位置情報を組み合わせることによって、医師の力を最大限に発揮できる環境を構築することです。
ジオテクノロジーズは、デジタル地図を扱い、移動することで報酬を得られるM2E(Move to Earn)アプリ「トリマ」を運営しています。このアプリは、利用者が歩いたり移動したりすることでマイルが貯まる仕組みで、日々の移動が報酬に繋がる新たなサービスを提供しています。一方、嵯峨野は医師データベース「Dr.パネル」を活用し、医療ネットワーク情報を組み合わせたサービスを展開します。
具体的には、両者の連携によって医師は移動やアンケートに答えることでマイルを獲得し、日常診療に役立つ情報を得ることができます。医師が医療行為に専念できるよう、負担を軽減させるプラットフォームが構築されるのです。また、移動に関する情報を活用した新サービスの共同開発も進められるとのことです。
具体的な取り組み
連携が始まる第一弾として、嵯峨野の「Dr.パネル」とジオテクノロジーズの「トリマ」のプラットフォームが統合され、医師のライフスタイル向上を目指します。これにより医師は日常的に貯まるマイルを現金やギフト券、Tポイントに交換することができ、より健康的なライフスタイルの実現をサポートされることでしょう。
ジオテクノロジーズと嵯峨野の強み
ジオテクノロジーズは1994年に設立以来、カーナビ用のデジタル地図事業をスタートし、個人や法人向けに幅広く地図データを提供しています。特にM2Eアプリ「トリマ」は、2020年の正式リリース以来、多くのユーザーに利用され、健康促進にも貢献しています。高精度な地図情報と独自の技術を駆使することで、移動に関する新しい価値を提供することができます。
対して、嵯峨野は医療関連のプロモーションやマーケティングを手掛けており、医療従事者向けに分かりやすい情報提供を行っています。医療界における豊富なノウハウを活かし、こちらも医師の生活の質を向上させるための強力なパートナーです。
今後の展望
このような連携を通じて、医療従事者の負担を軽減し、医療現場における改革を進めていくことが期待されています。医師がもっと充実したライフスタイルを送れるようになれば、医療従事者全体のモチベーションも向上し、ひいては患者の方々に対するサービスの質も向上することでしょう。新たなプラットフォームの誕生に注目が集まります。これからの取り組みに期待が高まります。
会社情報
- 会社名
-
株式会社嵯峨野
- 住所
- 東京都新宿区高田馬場3丁目23番7号JESCO高田馬場 3F
- 電話番号
-
03-5338-7654