AI問診Ubieの導入拡大
2019-09-24 10:01:32
医療現場の効率化を実現するAI問診Ubieの導入拡大
医療現場の業務効率化を支援する「AI問診Ubie」
最近、医療現場における業務効率を高めるAI問診プロダクト「AI問診Ubie」の導入が注目されています。このシステムは、患者様の待ち時間を短縮し、医療従事者の事務作業の負担を軽減することを目的として開発されました。
AI問診Ubieの特徴
「AI問診Ubie」は、現役の医師が開発したプロダクトで、5万件以上の医学論文を基に構築されています。これにより、個々の患者様に最適な問診が提供され、問診をスムーズに進めることが可能です。患者様は、タブレットを通じて簡単な操作で問診が行え、約3分で入力を終えることができます。これにより、医師はより多くの時間を患者様と直接向き合うことができるようになります。
現状と導入背景
厚生労働省の報告により、医師たちの労働時間が厳しい状況にあることが明らかになりました。時間外労働の増加の理由の一つとして、外来診療での書類作成といった膨大な事務作業が挙げられています。AI問診Ubieは、こうした課題解決の一助となることを目指しています。実際に、大規模な病院6施設がこのシステムの導入を決定し、業務効率化の検証に向けた共同研究も始まっています。
導入実績と効果
すでに約100か所の医療機関に導入されているAI問診Ubieは、目々澤醫院において導入後、外来の問診時間を約3分の1に短縮することに成功しました。また、看護師の負担が軽減され、生産性の向上にも貢献しています。長野中央病院の副院長は、導入によって患者様への対応を同時に行えるようになり、まさに業務効率が向上したと報告しています。
実施した医療機関の声
多くの医療機関から、AI問診Ubieに対する高い期待と評価が寄せられています。亀田総合病院の小川医師は、IT技術の導入が糖尿病治療の質向上に寄与することを期待しています。また、恵寿総合病院の神野理事長は、問診の時間短縮と精度向上が同院にとっての重要な課題であると語り、AIの活用が大きく貢献していると述べています。
今後の展望
Ubieは、今後も医療従事者や患者様を助けるために、さらなるサービス展開と共同研究を進めていく方針です。目指すのは、医師が本来の業務に集中できる環境を整備し、患者様にはより良い医療体験を提供することです。テクノロジーの力を借りて、未来の医療がどう進化していくのか、今後も注目です。
会社情報
- 会社名
-
Ubie株式会社
- 住所
- 東京都中央区日本橋堀留町二丁目4番3号日本橋堀留町2丁目ビル 6F
- 電話番号
-
03-6778-4016