UAEサイバーセキュリティ
2025-05-09 12:22:18

UAEにおけるサイバーセキュリティ構築に向けた共同プロジェクト

アラブ首長国連邦におけるサイバーセキュリティの新たな一歩



株式会社バルクホールディングス(以下「当社」)と、アラブ首長国連邦(UAE)に拠点を置くCYBER FALCONが、UAE国内にサイバーセキュリティトレーニングアリーナ(以下「本サイバーアリーナ」)を共同開設することで基本合意しました。この合意は都内で開催された「アブダビ・ジャパン・ビジネスコネクト」において調印され、両社はこのプロジェクトを通じてUAEにおけるサイバーセキュリティの専門性を高めることを目指します。

世界的なサイバー脅威への対応



サイバー攻撃の手法は日々進化しており、その脅威はますます高まっています。これに伴い、サイバーセキュリティ分野での専門人材は非常に不足しており、世界中でこの問題が深刻化しています。特に日本を含む多くの国々では、サイバーセキュリティに関する知識や技術を持った人材の育成が急務とされています。こうした中で、本サイバーアリーナの設立は、専門的なスキルを持ったサイバーセキュリティのプロを育てるための重要な基盤となります。

Cyber Falconとバルクホールディングスの連携



CYBER FALCONは、アブダビに拠点を持ち、サイバーセキュリティをはじめとしたフィンテックやAI関連の企業を傘下に持つInovartic Investment LLCの一員です。Cyber Falconは、UAEのサイバーセキュリティの強化に向けて多面的な取り組みを行っています。当社も、アジア地域でセキュリティ訓練サービスを展開しており、本サイバーアリーナはその一環として位置付けられています。

訓練提供の内容と目的



本合意に基づき、2025年までにUAE国内に本サイバーアリーナを開設し、UAE政府機関や銀行、発電セクターなどに対するサイバーセキュリティの訓練を提供します。この取り組みは、国家のインフラを保護し、サイバーレジリエンスを強化することが目的です。また、訓練を通じて次世代のサイバーセキュリティ専門家を育成し、持続可能なデジタル環境の構築に寄与します。

各社の思い



Cyber Falconの会長兼共同創業者Saif Aldarmaki氏は、「このイニシアチブがUAEをサイバーセキュリティのハブとして位置付けるものであり、重要インフラの保護や国家戦略の推進に貢献することを期待しています」と述べました。また、バルクホールディングスの代表取締役CEO石原紀彦氏も、「UAEでのサイバーアリーナの導入は、サイバー脅威に対する防御を高める革新的な手法を提供するもの」と語っています。

これからの展望



当社グループは、今回のパートナーシップを通じて、セキュリティ人材の育成と最適なサイバーセキュリティソリューションの提供を進め、グローバルな社会や経済の持続可能な発展を支えることに注力していきます。今後の動向に注目が集まります。

調印式の様子

注意: この記事の内容は発表時点の情報であり、将来的な変更がある可能性があります。



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会社情報

会社名
株式会社バルクホールディングス
住所
東京都港区虎ノ門4-1-40江戸見坂森ビル
電話番号
03-4500-6500

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