訪日外国人向けレストラン予約サービス「JPNEAZY」が急成長中のFesbase
株式会社Fesbaseが運営する「JPNEAZY」は、多言語対応のレストランコンシェルジュサービスとして、多くの外国人旅行者に利用されています。特に、年間36,000組以上の訪日旅行者に支持されているこのサービスは、さまざまな魅力で急成長を遂げています。
クラウドファンディングによる資金調達
Fesbaseは2020年4月に、株式投資型クラウドファンディングサービス「FUNDINNO」を通じて資金調達を行うことを発表しました。目標額は約2800万円で、投資家が参加することでさらなる成長を目指しています。この資金は、サイトの機能強化や多言語システムの開発、レストランとの契約の強化に活用される予定です。
成長の背景
Fesbaseは、前回のクラウドファンディングで調達した資金を用いてウェブサイトのユーザーインターフェースを改善し、SEO対策やリスティングが強化されました。その結果、ユーザーがより直接的にサービスを利用できる環境を提供し、契約レストランの数も270店舗に達しました。特に、ミシュランレストランの和食関連店舗が47%を占め、日本の主要都市を中心にサービス展開が進んでいます。
AIと新サービスの展開
同社は今後、レストランに空席情報を登録してもらうことで、即時予約システムの導入を目指しています。これにより空席の管理が容易になり、効率的なビジネスモデルを構築。さらに、高級レストランなど、予約管理システムを導入しにくい店舗へのサービスが強化され、ブルーオーシャン市場での競争力を高める狙いがあります。
多言語対応の強化
「JPNEAZY」は、5ヶ国語に対応した多言語システムの開発を進めており、より多くの外国人旅行者にアプローチする計画です。この結果、インバウンドだけでなく、アウトバウンドサービスの強化にも繋がり、さらなる企業の成長を図ることが期待されています。
新型コロナウイルスの影響と支援
近年、新型コロナウイルスの影響で多くの高級レストランが厳しい状況に置かれています。Fesbaseは、国内向けのケータリングやテイクアウト、デリバリーサービスを導入し、利用者の支援を行うプロジェクトを開始しました。これにより、より早く復旧し、観光業全体の活性化に貢献できると考えています。
会社概要
- - 会社名:株式会社Fesbase
- - 所在地:東京都品川区上大崎3-5-3-702
- - 代表者:金田雅人
- - 設立:2015年9月
- - 事業内容:訪日旅行者向けのコンシェルジュサービスや動画メディアの運営
- - 公式サイト:fesbase.co.jp
JPNEAZYは、訪日外国人が日本での食体験をより良いものとするための关键なサービスとなっており、その成長は今後も注目されます。