#パスタ #日清食品 #カップヌードル

サッカーの本場イタリアで、新たな挑戦が巻き起こりました。日清食品株式会社が2015年6月29日に発売した「カップヌードル パスタスタイル ボンゴレ」と「カップヌードル パスタスタイル ボロネーゼ」は、今までのカップヌードルの枠を超えた新しいスタイルのパスタ料理です。

発売に先駆け、日清食品はこの新商品がイタリアのパスタマニアたちにどのように受け入れられるかを測るため、特設サイトを作成し、事前に現地で検証CMを公開しました。このCMでは、パスタ判定キャラクター「パスタ＝ジャッジ氏」が登場し、イタリアのパスタ発祥地、ナポリ県グラニャーノに赴いて157人の現地イタリア人にインタビューを行いました。

調査内容は「カップヌードルパスタスタイルは、本物のパスタとして認められるか？」というもの。検証結果は驚くべきもので、なんと86%の人がこれをパスタとは認めなかったのです。しかし、驚愕の結果にもかかわらず、パスタ＝ジャッジ氏はその後のインタビューで「美味しい」とは言ってもらえたため、販売への意欲は衰えませんでした。

日清食品の担当者たちは、結果を聞いた際に衝撃を受けつつも、「もうパスタじゃなくてもいい、カップヌードルなんだから」と自らを奮い立たせました。マーケティング担当や広報担当からは、「不安だったが美味しさには自信がある」とのコメントが寄せられました。

商品自体は、湯切りしていただく新しいスタイルの縦型カップパスタ。特長的な太くて丸い麺は、もちもちとした食感とプリッとした歯切れの良さが特徴で、アサリやオリーブオイル、ガーリックの風味が効いた「ボンゴレ」や、トマトベースに香味野菜とハーブを使用した「ボロネーゼ」の2種類がラインナップされています。

パスタ発祥の地グラニャーノは、パスタに対して厳しい目を持つ街として知られており、現地の人々は非常に高い水準を求めています。日清食品は、この地で実施したインタビューを通じて、カップヌードルパスタスタイルの美味しさをアピールしました。

発売が近づくと、特設サイトでは「パスタか？パスタじゃないのか？」という問いに対する利用者の意見も募集され、興味を持つ人々が感想を寄せられる予定です。実際に商品を試食した方々からのフィードバックを通じて、その結果がどうなるのかが待たれます。

イタリアからの声がどうあれ、日清食品は日本の市場に向けて自信を持って供給し、カジュアルに楽しめるパスタとして広く普及させていく所存です。これまでのカップヌードルの枠を超えたこの新たな試み、果たしてどのように受け入れられるのでしょうか。期待と不安を抱えながら、いよいよ発売日を迎えます。あなたもカップヌードルパスタスタイルを体験して、その味の真価を確かめてみてはいかがでしょうか。

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