TRUSTART株式会社への追加出資：不動産ビッグデータを強化する取り組み

不動産ビッグデータの革新: TRUSTARTへの追加出資

不動産業界のデジタル化が進む中、三菱UFJキャピタル株式会社がTRUSTART株式会社に対し、さらなる追加投資を実施しました。この出資は、TRUSTARTが展開する不動産ビッグデータの収集と提供サービスを強化するためのものです。TRUSTARTは、不動産情報のデータベース「R.E.DATA」を運営しており、日本全国のアナログな不動産情報を網羅し、各種データをタイムリーに入手することができます。

R.E.DATAの魅力とは

「R.E.DATA」は、オーナーデータベースとして位置付けられ、多様な不動産情報をユーザー自身が自由に選択して利用可能にします。インターネット上では見つけにくい役所や現地に存在するアナログ情報を中心に構成されており、異動登記情報や資産の種類も網羅しています。このシステムは、新規見込客への直接的なアプローチや法人・個人のプロファイリングを容易にし、日常業務の効率化を図ることを可能にしています。

出資背景とTRUSTARTの成長

三菱UFJキャピタルは、2023年7月の初回出資以降、TRUSTARTのデータ量と種類を増加させ、分断されている不動産情報の課題を解決してきました。追加出資により、TRUSTARTが「不動産情報を取り扱う全業界のデータハブ」として機能することを目指しています。今後、MUFGの広範なネットワークを駆使し、TRUSTARTの事業成長に貢献する方針です。

TRUSTART株式会社の概要

TRUSTART株式会社は、東京都港区に本社を持ち、不動産ビッグデータの収集と提供サービスを専門に展開しています。代表取締役の大江洋治郎氏のもと、2020年に設立された若い企業でありながら、すでに業界内での存在感を増しています。公式ウェブサイトは https://www.trustart.co.jp/ です。