山本進一記念賞で表彰
2025-02-06 01:18:20

岡山大学が初代「山本進一記念賞」の受賞者を発表し研究マネジメントを称える意義

岡山大学が「山本進一記念賞」を創設



国立大学法人岡山大学(岡山市北区、学長:那須保友)は、科研マネジメントの優れたチームや事例を表彰する「山本進一記念賞」を創設しました。この賞は、著名な農学者で岡山大学の元副学長であった故・山本進一博士の業績を称えるものです。山本博士は、国内の大学や研究機関における研究管理体制の確立に寄与した偉大な人物です。

賞の設立背景と意義



日本国内の研究大学において、特に研究マネジメントや人材育成に焦点を当てることが求められている中で、山本博士の功績は非常に重要です。彼は、リサーチ・アドミニストレーター(URA)制度の確立や、その役割の重要性を唱え、国や大学における研究開発マネジメントの基盤を築きました。新たに設立された「山本進一記念賞」は、こうした研究マネジメントの重要性を再認識する契機となります。

受賞者とその業績



本賞は、2024年11月29日(金)までの期間で公募が行われ、審査委員会によって受賞者が選定されます。初回の栄誉を手にした受賞者には、国立大学法人京都大学の学術研究展開センターが選ばれました。彼らは、「寄附金を活かした『学内ファンドくすのき・125』の設計による独創的な学問が育まれる環境の創出」というプロジェクトを通じて、学問の発展に功績を残しました。

この他にも、「山本進一記念賞表彰委員会特別賞」として、以下の2つのプロジェクトが選ばれました:
  • - 人文・社会科学系URAネットワークによる持続可能な研究基盤構築(参加大学:大阪大学、京都大学など)
  • - 筑波大学の研究戦略イニシアティブによる国際共同研究支援

表彰式の詳細



初代受賞者の発表は、2025年2月19日(水)に行われる「研究大学コンソーシアムシンポジウム(第8回)」内の表彰式にて行われる予定です。この機会に、山本博士の業績を讃えつつ、研究マネジメントの重要性について多くの関係者と共に考えを深めていくこととなります。

今後の展望



岡山大学は、今後も研究マネジメントの向上を目指し、山本博士の精神を受け継いでいくことを宣言しています。また、研究大学コンソーシアムの一員として、さらなる国際戦略と研究力の強化を図っていく方針です。これにより、地域と世界との連携を強化し、持続可能な社会の創出に寄与していくことが期待されています。

本賞の設立によって、研究マネジメントの重要性が認知され、さらなる発展が進むことを期待しています。研究機関や大学が、より一層の協力を図り、科学の進展に寄与することが求められています。


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会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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