太陽光リサイクル始動
2023-02-20 10:00:01
千葉県初の太陽光パネルリサイクルセンターが開設されました
千葉県初の太陽光パネルリサイクルセンターが誕生
千葉県八街市に拠点を置く桜木総建株式会社は、2023年7月12日から、新たに太陽光パネル専門のリユース・リサイクル事業を開始します。これは千葉県で初となる試みで、太陽光発電における持続可能な取り組みとして注目を集めています。
この新たな事業のスタートを受けて、桜木総建は顧客に対し、太陽光パネルの販売から施工、メンテナンス、撤去、リユース、リサイクル、そしてリパワリングまで、発電に関わる全てのプロセスを一手にサポートできる体制を整えました。これにより、顧客はそれぞれの業者を探す手間を省き、一つの窓口で全てのサービスを受けられることになります。
太陽光発電とその現状
太陽光発電技術は約30年前から普及が始まり、特に2012年の固定価格買取制度の導入以降、事業者の数が増加しました。しかし、太陽光パネルの耐用年数が20年から30年とされているため、今後は使用済みパネルの排出が増加する見込みです。環境省によると、2039年には約78万トンの排出が見込まれており、産業廃棄物の最終処分量の6%に達する可能性があります。
桜木総建は、この問題に真摯にソリューションを提供しようと、千葉県で初の太陽光パネル専門のリユース・リサイクル業務を開始することにしました。これにより、安易な埋め立てや不法投棄を防ぎ、適正なリサイクルを促進します。
リユース・リサイクル事業の特長
桜木総建は、太陽光発電システムに関連する全ての工程を自社で手掛けることができる唯一の企業です。これにより、顧客は検討段階から施工完了後のサポート、撤去まで一貫したサービスを受けることが可能となります。これは国内でも前例がなく、太陽光発電に関連する業務をトータルにサポートすることができるのです。
この取り組みは、桜木総建がSDGs(持続可能な開発目標)にも積極的に取り組んでいる証でもあります。特に、環境や資源の持続可能性に関する取り組みを通じて、企業としての社会的責任を果たしています。
代表者からのメッセージ
代表取締役の松原立氏は、「私たちは、地球環境を守るために、太陽光パネルのリユース・リサイクルを推進することが私たちの重要な義務であると考えています。正しい設計と施工を通じて、持続可能な未来のために、社員と共に成長する職場づくりを目指していきます」と語っています。
桜木総建は、太陽光パネルを通じて持続可能な社会を実現しようとする強い意志を持っています。今後の展開が期待されます。
企業情報
桜木総建株式会社は、2015年に設立され、千葉県八街市に本社を構えています。資本金は5000万円で、現在11名の従業員を擁しています。太陽光発電システムの提案から地域貢献事業に至るまで多岐に渡るサービスを展開しています。
今後のさらなる発展と地域への貢献に期待が寄せられています。
会社情報
- 会社名
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桜木総建株式会社
- 住所
- 千葉県八街市東吉田225-15
- 電話番号
-
043-307-6177