奈良田原本町で待望の流鏑馬まつりが復活！その魅力を紹介

3年ぶりの復活！「奈良田原本流鏑馬まつり」

奈良県田原本町で、流鏑馬まつりが2022年11月27日（日）に3年ぶりに開催されます。このイベントは、奈良の歴史的な地において、地域の文化や観光振興を一層推進することを目的としています。このまつりの舞台である田原本町は、桃太郎の生誕地としても知られ、また唐古・鍵遺跡があることでも有名です。

流鏑馬は武士たちによる伝統的な技の披露であり、祭神を楽しませる芸術の一形態とされています。また、奈良の地においては春日若宮おん祭で流鏑馬が奉納されるなど、地域に根付いた文化です。

流鏑馬と地域の歴史

田原本町では、流鏑馬の歴史が深く、江戸時代には地元の天満宮での祭礼でも流鏑馬が行われていたことが歴史書にも記録されています。特に、法貴寺集落に拠点を置く法貴寺党は、春日若宮おん祭にて流鏑馬を奉納していた歴史があります。このように流鏑馬は、地域の文化や歴史の重要な要素として息づいています。

現在の流鏑馬

流鏑馬の技術を受け継ぐ小笠原流は、鎌倉時代からその伝統を守っており、弓馬術礼法の指導を行っています。また、流鏑馬は単なる伝統行事ではなく、地域の人々にとって誇りともいえる存在です。今回のまつりは、その伝統を再確認し、多くの人にその魅力を伝える素晴らしい機会となります。

イベントの詳細

「奈良田原本流鏑馬まつり」は、唐古・鍵遺跡史跡公園にて開催されます。イベントは10:00から15:00までで、観覧は無料です。公園内にはトイレも整備されており、訪れる方にも配慮がされています。

アクセスは、近鉄橿原線の田原本駅からタクシーで約10分、または近鉄田原本線の西田原本駅からも同様ですが、徒歩の場合には石見駅から約20分かかります。イベント当日は、シャトルバスも運行されるため、アクセスも便利です。

クラウドファンディングの展開

さらに、流鏑馬まつりを応援するためにクラウドファンディングが行われています。9月30日から始まったこのプロジェクトは、10月31日までの期間中に支援を募集しています。支援者には、流鏑馬のあたり的や限定ペア指定席、報道ブースのカメラ席などのリターンが用意されており、まつりを盛り上げる手助けができます。