医療データの活用が新たなステージへ
株式会社スカイアーチネットワークスとメディカル・データ・ビジョンが、医療におけるデータの利活用をさらに進化させるコラボレーションを展開しています。特に注目されるのが、個人向け医療データ管理サービス『カルテコ』のAWS導入です。この取り組みは、生活者が健康な生活を送ることを支援することを目的としており、その背景にあるのは近年の医療環境の変化です。
メディカル・データ・ビジョンの取り組み
メディカル・データ・ビジョンは、2003年の設立以来、医療・健康情報の有効活用に注力してきました。これまで蓄積された多くのデータを活用し、質の高い医療サービスを提供することを目指し、様々な関連サービスを展開しています。現在は特に、生活者が自身の医療・健康情報を一元的に管理できる社会の実現に向け、データネットワークサービスやデータ利活用サービスの開発に取り組んでいます。
カルテコのAWS導入
その中で『カルテコ』は、診療情報や健診結果、検査画像などを個人が自由に閲覧できるサービスとして位置づけられています。最近のコロナ禍を通じて、医療機関だけでなく、自治体など公共機関でのクラウド利用が進むとも、医療界は2024年問題や働き方改革等の課題に直面しています。このような背景から、医療機関のIT活用ポリシーの見直しやデジタルトランスフォーメーション(DX)が急速に進む中、カルテコのAWSへの移行は重要なプロジェクトとなりました。
移行に際しては、スピーディーにプロジェクトをスタートできたこと、スカイアーチネットワークスが豊富な経験を持ち信頼できたこと、AWSに精通した技術者が在籍することが大きな決め手となりました。
AWS導入支援の特色
スカイアーチネットワークスは、顧客のビジネスニーズに合わせたインフラの形態を提案し、AWSのベストプラクティスに則った設計によって、高セキュリティかつコスト最適化の実現に寄与しました。具体的には、AWS導入の相談から設計構築、運用監視までのワンストップでの支援を行っています。また、シンプルな環境構築から、クラウドネイティブな環境を実現するためのインフラ構築まで、さまざまなニーズに応えるサービスを展開しています。
お問い合わせ先
スカイアーチネットワークスへのお問い合わせは、ITソリューション本部で受け付けています。公式ウェブサイトからも詳細情報を確認できます。
まとめ
『カルテコ』のAWS導入は、医療データの利用をさらに進化させ、生活者自身が健康情報を察知し、選択できる社会の実現に向けた重要なステップです。デジタル時代の今、スカイアーチネットワークスとメディカル・データ・ビジョンの取り組みは、今後の医療サービスの在り方にも影響を与えることでしょう。