健康食品の品質と安全性を守る！JCAHF認証マークが進化

健康食品の品質と安全性を高めるJCAHF認証マークの進化

健康食品を選ぶ際に、品質や安全性に対する不安を感じたことはありませんか？近年、健康食品市場は拡大を続けていますが、一方で品質や安全性に対する消費者の関心も高まっています。そこで、健康食品の品質と安全性を確保するために、一般社団法人日本健康食品認証制度協議会（JCAHF）が重要な役割を担っています。

JCAHFは、2009年に健康食品認証制度協議会として設立され、2020年には一般社団法人へと移行しました。厚生労働省の支援のもと、健康食品の安全性確保を目的として活動しています。

JCAHF認証マークの改定：より明確で分かりやすい表示へ

2023年7月1日より、JCAHF認証マークが改定され、より明確で分かりやすくなりました。従来のGMP認証マークは、認証機関ごとに異なるデザインや表記が使用されており、消費者にとって分かりにくいという課題がありました。

今回の改定では、JCAHFが統一したデザインと表記を採用することで、消費者は一目で認証マークの種類と意味を理解できるようになりました。

JCAHF認証マークの種類と意味

JCAHF認証マークには、以下の3種類があります。

1. JCAHF認証マーク（GMP工場認証）
- GMP（適正製造規範）に基づいた管理の実績がある「工場」に付与されます。
- マークには、「GMP工場認証」の文字と、JCAHFのロゴマークが記載されます。

2. JCAHF認証マーク（GMP製品認証）
- 原材料及び資材の入荷から製品までのすべての工程がGMP工場認証の工場で製造されている「製品」に付与されます。
- マークには、「GMP製品認証」の文字と、JCAHFのロゴマークが記載されます。

3. JCAHF認証マーク（安全性自主点検認証）
- 加工食品（錠剤、カプセル剤等）に使用する「原材料」を製造販売する事業者、及びこれら原材料を使用して「加工食品」を製造、販売する事業者が、安全性に関する自主点検が一定の水準に達しているとJCAHFが指定した認証機関が確認し、JCAHF認証マーク（安全性自主点検認証）が「原材料」、「製品」に付与されます。
- マークには、「健康食品安全性自主点検認証」の文字と、JCAHFのロゴマークが記載されます。