テルトニカの事業展開
2026-10-30 09:21:13

テルトニカ、リトアニアとアジアで事業基盤を強化中

テルトニカの進展と国際展開



リトアニアを拠点とするテルトニカ(Teltonika)は、産業用IoTおよびフリート管理分野のグローバルリーダーとしての地位をさらに強固にするため、新たな事業基盤の拡充に取り組んでいます。同社は、日本を含めたアジア市場への進出や、リトアニア国内での生産活動の強化を図っています。

Teltonika High-Tech Hill: 新たなテクノロジーパーク



ビリニュスに位置する「Teltonika High-Tech Hill」は、55ヘクタールの敷地に11棟の建物を計画しており、2025年9月からは第1期の4工場が稼働予定です。この投資には、土地の取得、道路やインフラ整備を含め、3億2,000万ユーロ以上が見込まれています。これらの工場は、プリント基板の製造から最終製品の組み立てまでをワンストップで行う体制を整え、約1,370人の雇用を創出します。

特に注目すべきは、最新技術を駆使した電子機器組立工場で、22,700平方メートルの広さを持ち、サプライチェーンの混乱に強い体制を構築しています。また、2026年には研究開発の拠点である「House of R&D」が開所予定で、最大1,000人の研究開発人材を受け入れる計画です。

カウナスの新技術センター



リトアニアの第2の都市カウナスでは、約15,500平方メートルの新しい技術センターが計画されています。この施設ではテルトニカの最先端ネットワーキング機器の開発と試験が行われる予定で、エンジニアリングやIT関連で約500人の新規雇用を生む見込みです。カウナス市議会による正式な用地賃貸契約も締結済みです。

アジアへの拡大: ベトナム新工場



新たに開所したベトナムの工場「TLT Electronics Vietnam」は、タイニン省に位置し、約6,500平方メートルの生産施設を有しています。ここでは表面実装ライン(SMT)や挿入実装ライン(THT)が導入され、高品質な製品の生産が行われます。特に、アジア各国と近接するこの地は、部品の調達やコストの面で競争力を強化する要素となっています。ベトナムのFTA(自由貿易協定)を活用することで、アジア市場へのアクセスも容易になります。

このように、テルトニカはリトアニアでの生産拠点とアジアの新工場を組み合わせ、顧客に対してより効率的なサービスを提供しようとしています。これにより、企業が求めるサプライチェーンの安定性とコスト効率を同時に実現する狙いです。

日本の製造業の変化



一方で、日本の製造業も調達先の見直しを進めており、経済安全保障の観点から「部材調達先の変更や多元化」が多数の企業で行われています。2026年版のものづくり白書によるとも、多くの製造事業者が品質や価格、さらには地理的な近接性を重視した調達戦略を採用しています。

テルトニカと同様に、日本企業も新たな製造拠点の選定においてアジア市場の利点を生かす動きを見せています。これによって、製造業全体が国際的なイノベーションを促進し、今後の成長に寄与することでしょう。

テルトニカの信頼性



テルトニカは1998年に設立されて以来、産業用IoTデバイスの開発と製造を行い、現在は27カ国で5,000万台以上のデバイスを提供しています。顧客に対する信頼性と品質の確保には、自社での一貫した生産体制が寄与しており、87%以上の顧客が同社との協業に満足していると報告されています。

ドライブを続けるテルトニカの今後の動向にはぜひ注目したいところです。


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会社情報

会社名
テルトニカジャパン合同会社
住所
東京都港区芝二丁目29番11号高浦ビル3階
電話番号
03-6435-0377

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