個人投資家調査:投資判断が行き詰まる理由とは
株式会社LENZ(正式名:LENZ&Co.)は、東京都港区に本社を置く企業で、ファイナンスとクリエイティブによって企業価値の最大化を目指しています。今年の10月15日、業務提携先である株式会社iShareから、個人投資家に対する重要な調査結果が発表されました。この調査は、1,000名以上の個人投資家を対象に行ったもので、特に彼らがどのように投資判断を行っているのか、また判断が行き詰まる理由について詳しく触れています。
Ishare Investor Survey 2026 Q2の概要
調査の名称は「Ishare Investor Survey 2026 Q2」で、有効回答者は1,094名でした。このアンケートは、日本株の個別銘柄に投資している投資家を対象にした四半期ごとの定期調査で、計20問から構成されています。本調査はLENZの公式サイトから無料で取得可能です。
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投資判断が行き詰まる要因
調査結果によれば、直近3か月の間に「情報が不足しており、投資判断を先送りしたり見送ったりした」との経験を持つ投資家は43.5%に達しました。そのうち、5回以上このような経験をした人は10%で、実に全体の4人に1人が、複数回にわたり判断を見送ったとされています。
特に、自分で業績を予想する姿勢を持つ投資家においては、この経験率が74%に達し、Excelなどを活用して詳細なモデルを組む層では83.8%、生成AIを使用する層では85.8%と高い数字が出ています。これらのデータは、投資判断の背後にある情報収集の手法や思考プロセスが大きく影響していることを示しています。また、単純に情報が必要なだけでなく、「今、何を基に買うべきか」という根本的な動機付けが欠如していることも指摘されています。
次いで、投資判断を見送った企業の理由として最も多かったのが「良い企業だとは思ったが、いま買う理由が分からなかった」として25%に達しています。続いて、14.9%が「必要な資料が見つからなかった」と答えました。
企業の規模による違い
さらに、見送られた企業の市場規模についても調査されており、時価総額1,000億円未満の企業が53.8%を占めています。特に100億円以上300億円未満の企業が最も多く、その割合は24.2%です。こうしたデータは、投資家がどの規模の企業に対してどのように情報収集を行っているかを示す重要な指標です。
小規模企業に対しては、「調べること自体をやめた」との回答が21.5%と高く、探す価値がないと判断されたことを示しています。逆に、時価総額が大きくなると、買う理由を見いだせないという方向にシフトすることがわかりました。
今後の展望
LENZの代表取締役である長谷川翔平氏は、このレポートについて「IR担当者が感じている『出しているのに伝わらない』感覚を数字で裏づけている」と評価しています。これにより、IR活動における効果的な戦略の構築が求められていることが浮き彫りになりました。これからも様々なインサイトを基に、投資家の理解を深め、より良いIR活動に繋げていくことが期待されます。
まとめ
この調査結果は、個人投資家がどのように情報を収集し、投資判断を行うのかを深く掘り下げていく上での重要な材料となります。投資の決断プロセスを理解することは、企業にとって自社のIR戦略を見直す機会ともなるでしょう。LENZ
公式サイトでは、さらなる情報や支援内容を提供していますので、ぜひご覧になってみてください。