能登半島を支援する「能登フェア」がグリーンコープで開催中

能登半島を支援する「能登フェア」開催中

一般社団法人グリーンコープ共同体は、能登半島の災害支援の一環として、2025年11月10日から11月24日まで、石川県珠洲市の特産品を販売する「能登フェア」を、福岡市と熊本市を中心に展開される24店舗で実施しています。このイベントは、能登半島地震及び豪雨災害からの復興支援を目的とし、地域に根ざしたサポートを提供するものです。

支援の背景

能登半島は、地震や豪雨による被害を受けてから長い時間が経過しましたが、未だ厳しい復旧状況にあります。建物の倒壊や道路の土砂崩れは、自然災害による影響で復興の道を阻んでいます。また、過疎化や高齢化など、震災以前から存在していた問題もあわせて地域の人々を苦しめています。そのため、グリーンコープは能登半島地震の発生後、石川県七尾市に支援拠点を設置し、地域全体への継続的な支援活動を行っています。

以前からも、グリーンコープは能登町の「マッハコーヒー」や「自立支援センターみずほ」と連携し、地元の産品を提供する努力を続けています。さらに、珠洲市の「すずキッチン」への支援も展開するなど、地域の特性やニーズに応じた対応を進めてきました。

「能登フェア」の詳細

今回の「能登フェア」は、以下の日程で実施されます。

- 期間: 2025年11月10日（月）～11月24日（月）
- 開催店舗: 「グリーンコープ生協ふくおか」と「グリーンコープ生協くまもと」の24店舗

このフェアでは、珠洲市の特産品を豊富に取り揃えています。たとえば、

- 麦焼酎「能登ちょんがりぶし」: 720ml 1,450円（税込）
- 本格焼酎「能登五年熟成麦」: 720ml 1,900円（税込）
- さいはてジンジャー: 300ml 1,250円（税込）

購入することで、地元の産業を応援し、さらに地域の復旧を促進する手助けとなります。

組織の目指すもの

グリーンコープは、地域に根ざした生活協同組合として、安心・安全な食を提供し、地域の人々がその恩恵を受けられる社会を目指しています。2018年には、九州、近畿、中国、福島の様々な地域の生協や団体が一つになり、一般社団法人としての活動を開始しました。母親たちの「子どもに安心して食べさせたい」という想いを大切にし、各地域の人々に豊かな生活を提供する取り組みを進めています。

将来に向けても、グリーンコープは地域の皆様とのつながりを大切にし、持続可能な生活の実現に向けて努力を続けていきます。ぜひ、この「能登フェア」へ足を運んで、珠洲市の素晴らしい特産品をご覧いただければと思います。