札幌の高級寿司店が冷凍いなり寿司の全国販売を開始

札幌の高級寿司店がリニューアルした冷凍いなり寿司

2025年4月、札幌の高級寿司店「武奈荷札幌」を運営する株式会社counter9が、冷凍いなり寿司「むなりのおいなりさん」を新たに全国販売することを発表しました。この独自の冷凍食品は、札幌市中央区の直営寿司店の経験を活かし、高品質な具材を使って製造されています。

高級食材の徹底したこだわり

「むなりのおいなりさん」は、北海道産の素材に特にこだわりがあります。使用される米は、北海道石狩浜益久慈農場のオリジナルブレンド米「ななぴりか」で、特に選び抜かれた「ななつぼし」と「ゆめぴりか」を使用。さらに、稲荷寿司の揚げは札幌市の老舗豆腐店から仕入れられ、寿司飯は直営の高級寿司店特製の赤シャリが使われています。各具材も、北海道内の信頼できる生産者や加工場から直接仕入れています。

このように、こだわりの素材を使わない限り、真の高級寿司は作れません。「むなりのおいなりさん」は、自宅で高級寿司店の味を楽しめるその品質で好評を得ています。

改良された製造方法と新しいパッケージ

今回のリニューアルでは、商品の魅力がより伝わる新しいパッケージへの変更が行われています。また、解凍時の米の食味品質を劣化させない製造方法も導入され、従来さまざまな声が寄せられていたレンジでの温めに対する不安も解消されました。これにより、レンジの加熱具合によって「米がパサパサ」になることもなくなり、冷凍備蓄としても便利な「自然解凍」でもしっとりとしたお米をお楽しみいただけるようになりました。

味のバリエーションも豊富で、国産うなぎ、シャリ味、紅ずわいがに、帆立バター煮、豚角煮、えぞ鹿肉の6種類が揃っています。これらは「産直お取り寄せニッポンセレクト」を通じた各ECサイトや直売所で購入可能です。この他、近日中には「ふるさと納税返礼品」にも登録される予定です。

「武奈荷札幌」の使命と直売所の利用

株式会社counter9は、外食需要の低下や物価上昇といった多くの社会的な要因によって、単なる低価格の提供にとどまらず、“美味しさ”が豊かな生活を彩ると信じています。そのため、自社運営の飲食店舗だけでなく、家庭用やギフト、お取り寄せで独自性のある食を届けたいと考えています。

直売所では、生おいなりさんやむなりのおにぎりさんなど、様々な商品が取り扱われています。更に、丑の日には数量限定で「彩り鰻バラちらし寿司」も販売されています。