高知のTOSACOがイタリアンジェラート販売を開始、1周年記念イベントも開催

高知県香美市にあるクラフトビールブランド・TOSACOが、2024年4月15日にビアスタンド「TOSACO TAP STAND」の1周年を迎えるのを機に、イタリアンジェラートの販売を始めることを発表しました。この新たな取り組みは、2024年4月6日からスタートします。

TOSACOは、地元の素材を活かしたクラフトビールを醸造していますが、なぜジェラートとビールを組み合わせることにしたのでしょうか？その理由は、ジェラートがイタリアの伝統的な氷菓であり、高知産の素材を生かすTOSACOの理念と非常にマッチしているからです。この新しいジェラートラインは、特にTOSACOの考えに共感した山田店長との出会いをきっかけに形となりました。彼女は2023年1月にイタリアから家族とともに移住し、イタリアで培ったジェラート職人としての経験を活かしています。愛知県出身の彼女は、TOSACOのビジョンである「豊かさの循環」と「生産者の想いを届けるものづくり」に共感し、ぜひ高知で新しい形のジェラートを提供したいと考えた結果、TOSACO TAP STANDへの応募を決めたとのこと。

新商品のジェラートは、高知県産素材をふんだんに使用し、特に「雪ヶ峰牧場のジャージーミルク」を用いた濃厚な味わいが期待されています。雪ヶ峰牧場では、TOSACOビールの製造過程で発生するモルトの粕を利用して飼育されたジャージー牛が育っています。このように、地元産の素材を元にした新しいジェラート作りへの挑戦は、高知の地元資源をより深く理解し、活かすための新たな試みです。

また、周年記念イベントは、2024年4月4日から5月6日まで開催されています。この期間中、TOSACOは限定ビールを提供し、数量限定の復刻ビールを含む特別なビールを味わうことができます。ファン投票で選ばれた3種の復刻ビールや新作の特別ビールなど、多彩な味を楽しむことができるチャンスです。さらに、記念スタンプラリーも実施され、すべてのスタンプを集めた参加者には特製のノベルティがもらえる特典も用意されています。

フードカーの出店もあり、日替わりで様々な料理を楽しめます。地域貢献のスタンスを持つTOSACO TAP STANDでは、地域の食材や料理にこだわり、訪れる人々に美味しい時間を提供することを目指しています。

また、桧の木を使用したオリジナルテーブルも設置予定で、より居心地のよい環境の提供に努めていくとのこと。このように、多様なサービスの提供で訪れた人々にさらなる喜びを与えようとしています。

TOSACOの創設者である瀬戸口氏は、1年前のオープンに向け多くの準備に取り組み、今後もお客様の声を反映し続け、TOSACO TAP STANDという場をより良いものにしていく意向を示しています。これからの展開がとても楽しみです。高知の地産地消をテーマにしたオンリーワンのクラフトビールとともに、イタリアの味も楽しめるジェラート。ぜひこの特別な体験をお見逃しなく！