香蘭女子短期大学に導入されるヘアアイロンレンタルスポット「ReCute」
2025年11月1日、香蘭女子短期大学にヘアアイロンのレンタルスポット「ReCute」が設置されることが発表されました。これは教育機関において初めての試みであり、株式会社ReCuteが「美をインフラ化する」という理念のもと、女性が自分らしさを発揮できる環境を整えるための一環です。この取り組みにより、髪を整えることが女性の自信や行動の推進力となることを願い、若い世代を支援する姿勢が示されています。
香蘭女子短期大学の背景
香蘭女子短期大学は1958年に福岡市で設立され、「創意・自立・敬愛」という教育理念のもと、女性が自ら考え、行動する力を育む教育を行っています。ファッション、食物栄養、保育、ライフプランニングといった多彩な学科を提供し、創造性や他者への敬意を大切にした教育を通じて多くの優秀な人材を輩出してきました。
しかし、外出先で自分の髪形を整えられる場所が限られている現状から、必要な場面での身だしなみを整えることが難しくなっている現実があります。そこで、ReCuteは女性たちが自信を持って社会に出られる環境を整えるため、ヘアアイロンのレンタルサービスを提供することを決意しました。
ReCuteのレンタルサービス概要
今回設置される「ReCute」は、香蘭女子短期大学の在学生専用サービスで、時間単位で動的に貸し出されます。サービス利用するには、まずアプリを使って近くのスポットを検索し、QRコードを読み取ることでヘアアイロンをレンタルすることができます。使用後は、写真を撮影して返却、決済が完了します。
料金は、10分385円で、以降は1分あたり33円(税込)という料金体系です。また、月額プランの会員には15分まで無料の特典があり、さらに経済的に利用できる仕組みが整えられています。
今回の導入により、学生たちが就職活動や発表会などの重要な場面を安心して迎えられることが期待されており、ReCuteは教育の現場から女性の自立と社会での活躍を応援していきます。
ReCuteのビジョンと今後の展開
株式会社ReCuteの代表取締役CEO・山下萌々夏さんは、教育の現場にReCuteを導入できることを光栄に思い、学生が大切な場面で自信を持って取り組めるようサポートする意向を示しています。「美をインフラ化する」というミッションのもと、将来的には全国的な展開を視野に入れています。
特に、3,500カ所への設置を目指し、ヘアアイロンのレンタルだけでなく、パウダールームやコスメ、セルフケア領域の拡張など、多角的な取り組みを進めていく考えです。さらに、美容インフラの提供を通じて商業施設などとの連携を強化し、新たな価値を社会に提案していく計画です。
まとめ
香蘭女子短期大学に設置されるヘアアイロンレンタルスポット「ReCute」は、学生たちの美に関するニーズに応え、自信を持って社会に踏み出すためのサポートを提供するものです。ReCuteの取り組みは、今後の教育現場に新たな可能性をもたらすことでしょう。このプロジェクトが、女性の自立と社会での活躍を後押しする一助となることに期待が高まります。