再エネ業界の革新
2025-05-08 10:36:09

AIデータ株式会社が推進する再エネ業界のデータ活用と知財戦略の革新

AIデータ社が再生可能エネルギー業界に新たな一手



日本のエネルギー業界に新たな風を吹き込むべく、AIデータ株式会社が再生可能エネルギー向けのデータ活用と知財戦略を融合させた新プラットフォームを発表しました。これにより、発電所におけるデータ可視化と、特許化を通じたノウハウの保護を同時に実現しようとしているのです。

パイロットプロジェクトの概要


AIデータ社が展開する「AI孔明™ on IDX × Tokkyo」は、GXリーグに参加する企業との間でパイロットプロジェクトを開始しました。このプロジェクトは、発電データの見える化を進めるとともに、現場で蓄積されたO&M(運営・保守)ノウハウを知財として保護することを目的としています。具体的には、発電所の運営におけるデータ要件を吸い上げ、実証実験を通じて導入の効果を確認する仕組みです。

現場の課題とその解決策


最近の太陽光や風力発電の現場では、様々な課題が顕在化しています。発電データの不整合や欠損、地域特有のノウハウが共有されない、発電効率向上の工夫が特許化されていない、異常発電やダウンタイムの予兆がリアルタイムで把握できないといった問題です。これに対し、「AI孔明™ on IDX × Tokkyo」は次の3つの機能的価値を提供します:

1. 発電データの自動収集と構造化
メーターや監視装置からのデータを自動的に収集し、時系列で分析を行うことで、発電実績を正確に可視化します。

2. O&Mノウハウや設備レイアウト案の知財化支援
現場での小さな改善が将来的な特許資産となり、企業の競争力を高める土台となります。

3. AIによる異常値検出と稼働率予測
AIの力で異常発電の兆候や劣化のトレンドを見逃さず、発電ロスを未然に防ぎ、稼働率の向上にも寄与します。

継続的な発電の重要性


「設置して終わり」ではなく、「継続的に価値を生み出し続ける」ことが再生可能エネルギーの事業には不可欠です。その価値を支えるデータとノウハウが、これまでの業界では十分に活かされてきませんでした。AI孔明™ on IDX × Tokkyoは、それを「守るべき資産」として可視化・証跡化し、知財化を可能にするユニークなソリューションです。

今後の展開


AIデータ社は、地域の発電事業者やEPC(設備設計・調達・建設)業者、アセットマネジメント会社との連携を深め、GXリーグの参画企業への導入支援を進めていく方針です。さらに、Jクレジット制度や再エネ導入補助事業との連動も視野に入れています。ただのシステム導入ではなく、長期的な視点に立った事業支援を行う姿勢が際立っています。

企業情報


AIデータ株式会社は、東京都港区に本社を置き、2015年4月に設立されました。企業や個人のデータ資産を守り、活用する事業を20年以上にわたって展開しており、九千社以上の企業や90万人以上のお客様から信頼を集めています。データエコシステム事業ではBCNアワードを16年連続で受賞するなど、その実績は確かです。

この新たなプラットフォームにより、再生可能エネルギー業界は新たなステージへと進化することでしょう。AIデータ社の取り組みに今後も注目が集まります。


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会社情報

会社名
AIデータ株式会社
住所
東京都港区虎ノ門5-1-5メトロシティ神谷町4F
電話番号
03-6683-0890

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