トレーダム社へのHeadline Asia出資
2024-11-15 10:20:36

Headline Asia、AI為替リスク管理システム開発のトレーダム社に出資

Headline Asia、AI為替リスク管理システム開発のトレーダム社に出資



グローバル投資ファンドのHeadline Asiaが、AIを活用した法人向け為替リスク管理システム「トレーダム為替ソリューション」を提供するトレーダム株式会社に出資したことが明らかになりました。今回の出資は、合計8社による第三者割当増資で、調達額は4.13億円にのぼります。Headline Asiaはリード投資家として、トレーダムの今後の成長を強力に支援していく姿勢を示しています。

急成長を続けるトレーダムと「トレーダム為替ソリューション」



トレーダムは、2022年から現在にかけての変動の激しい為替相場において、企業の海外取引における為替リスク管理の課題に着目し、AIを活用した革新的なソリューションを提供しています。

「トレーダム為替ソリューション」は、為替リスクの可視化、AIによるトレンド予測に基づいたヘッジガイダンス、ヘッジ効果の分析という3つの主要機能を備えています。このシステムは、中小企業から大企業まで、製造業、小売業、食品業界、商社、IT企業など、幅広い業界の60社以上に導入されており、既に資生堂、ジャパネットたかた、MIXIといった大手企業もその顧客に名を連ねています。

サービス開始からわずか15ヶ月で、契約済み年間利用料(ARR)が1億円を突破するなど、急成長を遂げています。これは、サービス開始時のARRと比較すると30倍もの増加に相当し、市場からの高い評価とニーズの高まりを反映しています。

エンタープライズプラン開発への加速



今回の資金調達により、トレーダムは「トレーダム為替ソリューション」の更なる高度化を目指し、エンタープライズプランの開発を加速させます。具体的には、グローバル外貨取引管理、ヘッジ取引管理、ワークフロー機能の強化などを予定しており、大企業の複雑なニーズにも対応できる、より洗練されたシステムの提供を目指しています。

Headline Asiaとトレーダムのシナジー効果



Headline Asiaは、IVS2023 LAUNCHPAD KYOTOというピッチイベントでトレーダムと出会い、その革新的な技術と大きな市場性に着目し、出資を決断しました。Headline Asiaは、BtoB SaaS分野における豊富な経験とグローバルなネットワークを活かし、トレーダムの事業拡大を強力に支援していくと表明しています。

トレーダムの浦島社長と阪根社長は、Headline Asiaからの出資を非常に喜び、そのサポートを今後の事業成長に不可欠なものと位置付けています。一方、Headline Asiaの田中氏と西島氏は、トレーダムの想定以上のエンタープライズ企業への導入実績に驚きつつ、今後のグローバル展開などへの支援を約束しています。

Headline Asia:グローバルな投資実績



Headline Asiaは、アメリカ、ヨーロッパ、ブラジル、アジアに拠点を置くHeadlineグループのアジアチームとして、日本や東南アジアを中心に投資活動を行っています。約500億円規模のファンドを運用し、freee、WealthNavi、ジモティなど、数多くの成功企業への投資実績を誇ります。

今回のトレーダムへの出資は、Headline Asiaの日本およびアジア市場における更なる投資戦略の一環であり、AIを活用したFinTech分野への積極的な投資姿勢を示すものです。トレーダムの今後の成長と、Headline Asiaとの連携による相乗効果に、大きな期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
Headline Asia
住所
東京都渋谷区神宮前 6-12-18 The Iceberg
電話番号

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