災害時の福祉避難所設置協定締結について
令和7年9月25日、四街道市で高齢者や障がい者など、要配慮者の受け入れを目的とした指定福祉避難所の設置運営に関する協定が締結されました。この取り組みは、災害時に通常の避難所での生活が難しい方々への包括的な支援を目指しています。
背景
近年、日本においては自然災害が頻発しており、特に高齢者や障がい者といった要配慮者は災害時に特有の困難に直面することが多いです。一般の避難所では、身体的な特性や支援が必要な状況から、生活に支障をきたすことがあります。そのため、福祉避難所の設置は急務とされています。
協定の内容
この協定には、四街道市長の鈴木陽介氏を始めとする市の関係者、ならびに複数の社会福祉法人や学校の代表者が参加しています。具体的には、以下の法人が協定に加わっています:
- - 社会福祉法人旭会 − 特別養護老人ホームあさひ園
- - 社会福祉法人勝曼会 − 特別養護老人ホームあすみの丘
- - 社会福祉法人慈照会 − 四街道老人ホーム
- - 医療法人社団威風会 − 介護老人保健施設栗の郷
- - 医療法人社団敬徳会 − 介護老人保健施設のぞみ、きわみデイサービスセンター
- - 社会福祉法人双樹会 − 地域密着型特別養護老人ホームリバーサイド
- - 社会福祉法人樹会 − 特別養護老人ホーム四街道苑
- - 社会福祉法人笑顔 − 特別養護老人ホームからたち
- - 千葉県立四街道特別支援学校
受け入れ体制の強化
この協定により、指定福祉避難所における要配慮者の受け入れに必要な防災資器材の購入に対する補助金の交付も行われます。これにより、受け入れ体制のさらなる強化が図られ、より多くの人々が安全に避難できる環境が整備されます。
締結式の詳細
協定の締結式は令和7年10月3日、四街道市役所本館の特別会議室にて行われました。この場において、参加者たちは災害時における福祉避難所の重要性を再確認し、協力し合う姿勢を新たにしました。
まとめ
四街道市は、この協定を通じて災害時における要配慮者へのサポートを強化し、地域全体での支援体制を一層進めていくことを目指しています。これにより、誰もが安心して避難できる環境が実現されることを期待しています。