多拠点開発カンファレンス
2019-04-26 20:36:15

リモート時代の多拠点開発マネジメントを考察するカンファレンス開催

近年、リモートワークが一般化する中、多拠点でのシステム開発が進行中です。こうした背景を受け、株式会社ウエトマエは、"多拠点開発におけるマネジメント"をテーマにしたカンファレンスを開催しました。カンファレンスでは、通信インフラの改善やツールの利用によって、リモートワークでも対面でのコミュニケーションと同等の体験が可能になってきたことが強調されましたが、一方で、オンライン環境ならではの課題も多く残っています。

このカンファレンスには、多くの専門家が集まり、それぞれの視点からこのテーマに迫りました。まず、代表取締役の山口亮太氏が、ベトナムオフショア開発におけるプロジェクトマネジメントの現況について発表。彼は、オフショア開発がもたらす利点と、実際に直面している課題を整理し、これからの多拠点開発における基盤の重要性を述べました。

次に、技術研究室室長の森直彦氏が「E2Eテストのライブコーディングとデモ」と題し、テスト自動化メソッドに関する研究成果を共有。リモート環境下での開発において、どのように効率的かつ効果的な品質管理ができるのか、具体的な事例をもとに解説しました。

さらに、取締役の金本融治氏は「リモートワークによる地方人材活用モデルと多拠点開発」についての発表を行い、地方在住の優秀な人材をどのように活用しているのかを具体的に説明しました。リモートワークの利点を生かし、地方の人材をプロジェクトに組み込むことで、地域間の格差を減らす取り組みが紹介されたのです。

最後のテーマは、エンジニアの採用に関するパネルディスカッションでした。ビズリーチの大野淳也氏を招き、現在の採用動向やエンジニアが求める働き方について深堀りしました。ここでは、エンジニアの有効求人倍率が約8倍であることから、多くの企業が採用に苦戦している現状を踏まえ、ウエトマエがどのようにしてこの半年で7名のエンジニアを採用することができたのか、その成功事例が語られました。

参加者からは、各発表を通じて、リモート環境での開発におけるさまざまな視点や成功事例を学び取ることができたとの声が多く寄せられました。このカンファレンスを通じて、さらなる知見を得た参加者たちは、今後の開発において新たな知識を活かしていくことが期待されます。ウエトマエの取り組みは、"全てのエンジニアが上を向いて前に進める"業界を目指すための一環であり、引き続き革新を追い求める姿勢が示されました。これからも多拠点開発マネジメントにおけるチャレンジを続け、業界全体の発展に貢献していくことが求められます。

株式会社ウエトマエについて
ウエトマエは、クラウド型ERP製品やプロジェクトマネジメントのサービスを提供しており、グローバルな視点からオフショア開発を行っています。企業理念として"全てのエンジニアが上を向いて前に進めるように"を掲げ、エンジニアの働き改革にも積極的に取り組んでいます。

会社情報

会社名
株式会社ウエトマエ
住所
東京都新宿区四谷4丁目28-20パレ・エテルネル205
電話番号
03-5341-4788

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