千葉市初のワイナリー誕生へ！地域密着のワインプロジェクトが始動

千葉市初のワイナリー誕生へ

千葉市が誇る初のワイナリー、"千葉市ワイン Project"が発足し、地域の未来を見据えた計画が始まります。トミオホールディングスが中心となり、様々な事業を通じて人々の生活を豊かにしてきた同社は、今度はワイン製造という新たな挑戦に取り組みます。

地域とのつながりを強化

このプロジェクトの大きな目的は、ブドウ栽培やワイナリーの設立を通じて地域のブランドを育て、経済の活性化を図ることです。特に、"六次産業化"を推進し、農業、製造、販売のすべてを一体化させることで新しい雇用を生み出し、地域コミュニティを強化することが目指されています。

具体的には、ブドウの植え付けから収穫の体験を提供し、地域住民と観光客が共に楽しむ場を作ることが計画されています。そして、訪日外国人観光客のインバウンド需要も視野に入れ、今後のワイナリー訪問や試飲会を通じた新しい観光資源の創出が期待されています。

入念な準備と未来へのビジョン

2024年度中にはワイナリーの施設が完成し、醸造免許の申請が行われる予定です。そして、2025年度からは本格的なワインの生産が始まります。生産目標は年間15,000本で、さらに15,000本を貯蔵可能という大規模なプロジェクトです。

同プロジェクトの発起人である大澤成行氏と大塚裕敬氏は、地域に根差したワイナリーが千葉市の自信となり、代表的なシンボルとして確立されることを念頭に置いています。ブドウ畑から手掛けることで、訪れる人々が地域に愛着を持ち、共に楽しむ文化を育てる狙いです。

クラウドファンディングで仲間を募る

プロジェクトの実現に向けて、関心を持つ人々を集めるため、クラウドファンディングが行われることになりました。2024年10月13日からスタートし、目標は100万円。支援者には多様なリターンが用意されています。これによりプロジェクトの信頼性と透明性を高め、多くの人々と共にワイナリーの成立を目指す姿勢が評価されるでしょう。